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ラグビー解体新書-SO-

皆さんお早う御座います!

Hiroshi_Trainingです!

ラグビー解体新書、段々厚くなってきましたね!

BKも残すところあとSO、FBとなりました。

(先行してLOに行ってしまったのは許してください。)

今回はSO。

最近は本当に何でも出来るようにならないといけないポジションになって気ました。

そんなSOについて見ていきたいと思います。

今回は選定をするのがとても難しかったです。

従い、「何で彼が入っていないんだ!」という声が上がると思います。

是非コメントでこの選手はどうですか!?があれば教えてください!

追記させて頂きます!

それではいってみましょう!

SOとは

そもそもSOって何?から見ていきましょう。

wikipediaには以下の通り纏められていました。


スクラムやモール、ラックなどの密集からボールが出てきたときに最初にボールを受け取る役回りである。スクラムハーフよりも相手からより離れて位置にいるため、パス・パント・突破と多種多様なプレーを選択でき、そのプレーが攻撃の基点になることから、一般的に、司令塔と言われているポジションである。ボールハンドリング、キック、ステップワークなど多種多様かつ正確巧緻な技術、長い距離を走るスピードよりも短い距離でトップスピードに到達する俊敏性が求められる。

色々書いてありますが、要するに、

多種多様なプレーが出来る(パス、キック、ラン)

何でも屋って事ですね。

全てに於いて高いレベルを求められるポジション、中々難しいです。

これに加えて、SOを6年間やっていた身として、もう2つ付け加えます。

ゲームの流れを読める
コミュニケーションが上手

だと思います。

世界のトップレベルは、技術もさることながら上記2つがとても上手です。

この3点を踏まえて、SO、見ていきましょう。

SOと言えば、、

ダン・カーター

この人は文句無いでしょう。

世界最強と言われるオールブラックスで長年レギュラーとして活躍していました。

そのキックの正確性は相手からすると脅威、味方からすればとても心強い点取り屋だったことでしょう。

ダンカーターの良い所は、キックだけではありません。

恐らく世界一、

真っ直ぐ走ってパスをする

スキルが上手いです。

日本のトップリーグを見ていた時に、その上手さを感じました。

対峙したトップリーガーの感想としても

「何をしてくるか分からない。」

というコメントが多かったと思います。

それだけ真っ直ぐ走るし、最後までパスするのか走ってくるのかが分からない。

結果、相手のディフェンスに迷いが生じ、オフェンスは自由にゲイン出来る余地が増える、という流れですね。

ダンカーターのフィールドプレーでの動画を見ていると、めちゃくちゃ目立つわけでもありません。

でもこの目立たないのが凄い事である、と最近学びました。

キックに注目するのではなく、カーターのそうした基本プレーに着目すると、また違った発見があります。

ダン・カーターはまた、素晴らしい人格者である事を日本のトップリーグに訪れた時に見せてくれました。

このニュースを読んで頂けると分かりますが、

水運びもやるし、取材にも丁寧に答えるし、、、すごい。。

良い選手は良い人格を持つ、正にそんな選手でしたね。

因みに、トレーナーの観点から言うと、

上半身と下半身の分離がとても上手
お尻の立ち方がとてもキレイ

な事が挙げられます。

下着ブランドにも出るくらい、カーターのプロポーションは整っています。

ここからも、彼の姿勢の良さ(お尻の立ち方)が分かると思います。

何を切り取り上げてもイケメン過ぎるカーター選手でした。

次に行ってみましょう!

ジョナサン・セクストン

この選手もまた、伝説に近い選手と言って差し支えないでしょう。

アイルランドのスタンドオフとして、長年君臨し続けました。

動画冒頭はキックの精度の高さを見せつけられますが、個人的に彼の良い所は二つ。

① 若干猫背気味であるが故に、瞬発力は高い

② 尋常じゃなく、カラダを張る

カラダの張り方は相当で、事実セクストンは度重なる脳震盪の結果、もうラグビーが出来ない状態の1歩手前くらいまでになっています。

凄い選手ですね。。

スタンドオフは相手の大きなフォワードが走り込んでくる事もあり、カラダを張る機会が多いのも事実です。

大変なポジションです。。。

ジョージ・フォード

フォードもこれまたとてもいい選手。

非常に小柄ですが、正確なパスとキックで相手を翻弄しました。

彼のフィジカルな特徴を見ると、かなりお尻が立っていますね。

やはり、足が速く出来る選手はお尻がぷりっとしている(骨盤の前傾を行う)事が殆どですね。

リッチー・モウンガ

あまりご存じない方も多いでしょうか?

次世代のダン・カーターとも呼ばれています。

彼もキックを中心としたスキルフルなプレーが特徴です。

モウンガの良い所は、相手が直前まで何をするか分からない状態を作りだすところです。

是非他の動画も見て頂きたいのですが、ボールを持ってから離すまでの時間が結構長いです。

全てのプレーが速く、正確であるが故に、相手との距離も直前まで詰める事が可能になるわけですね。

ロマン・ヌタマック

あまり知られていないかもしれません。

キックの動画纏めしかありませんが、2023年に一番脂ののっている選手として出てくる選手だと思います。

キックもそうですが、ラン、パス、一つ一つのスキルがものすごく高い。

そして彼は何といっても若い

現在19歳です。。(もうフランス代表なの。。。。)

2024年に大活躍する事間違いなしとして、是非チェックし続けて頂きたい選手です

ハンドレ・ポラード

ワールドカップでも大活躍でしたよね。

キック、ラン、そしてタックル、全てそろったとてもいい選手です。

ここまで書いていて思った事は、

全部良い選手としか言えていない。

でもこれがSOの真理だと思います。

全部出来なきゃいけないかなり過酷なポジションです。

全部が出来る事を前提とした上で、

パス、キック、ラン、スピード、間合い etc

何れかのスキルが秀でている選手が、世界的にも有名な選手になっていますね。

ここまで見て一点、全ての選手に共通する身体的特徴を見つけましたので最後に触れたいと思います。

上手くなるヒント?カラダの特徴

彼らに共通して言える事は、胸椎の後弯です!

(急に難しい単語!(笑))

背骨は首からお尻まで付いていますが、そのうちの胸椎の特に1番から3番辺りの後弯が凄く強いですね。(首の近くですね。)

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この胸椎の後弯が起きる事で、カラダ的には上半身に重さを持ってくることが出来ます。

上半身に重さを持ってくる=重心位置が高くなる

事が言えます。

詳しくは、こちらをご覧ください。

胸椎の後弯が強いが故、彼らは短い距離で爆発的なスピードを生むことが出来ます。

胸椎の後弯の作り方はまたどこかの機会で触れるとします。


最後まで読んで頂き有り難う御座いました!

SOはまだまだ載せるべき選手が沢山いるので、是非教えてください!

そして冒頭にも書きましたが、これ知りたいあれば是非コメントください!

よろしくお願い致します!



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