Hiroshi Sumiyama / Cedar Kitayama Kyoto 代表

木育(もくいく)を通して山と街をつなぐ活動をしております。 こちらでは『木育のゼロイチ…

Hiroshi Sumiyama / Cedar Kitayama Kyoto 代表

木育(もくいく)を通して山と街をつなぐ活動をしております。 こちらでは『木育のゼロイチ』と題して活動を通して感じた事などを書き込まさせて頂いております。 https://andcedar.com/ https://www.instagram.com/andcedar/

最近の記事

間伐材などで『木のキーホルダー作り』

木育(もくいく)イベントで、木の輪切りに絵を描いて『キーホルダー作り』を行いました。 用意するものは間伐材などの太めの枝、サインペン、麻紐、紐を通す穴をあける電気ドリル(私はドリルの刃は直径6ミリを使用しています) サイズは色々ですが直径はニンジンの太さから缶ビールの太さくらいまでを用意し、参加する子どもたちが自由に選びます。 厚みは1センチに切って約1ヶ月屋外で陰干し。乾燥が進み2週間ほどで割れるものも出てきます。それもアリで会場に持っていくと、割れた木を使う子もいま

    • あれも、これも、やりたい

      イベントを開催すると決まると「あれも」「これも」やりたいと思うもの。当日「あれも」「これも」持っていくと(私に)必ず起こること。 それは、どっちつかずの一日で終わる という結果。 1人の力でできること、限界を知るために、まずは「あれも」「これも」をするのもいい勉強です。 「あれも」「これも」の中にも来場者さんに受けがいいものがあります。それに気づくと次のイベントの軸が決まります。 逆に「一本勝負」は非常に危険。(たまたま)閑古鳥を経験すると自信を無くします。 メイン

      • 体感しないとわからない

        日本文化の一つである茶道。閉め切った狭い部屋でお茶を頂くのですが、その空間には質素な花が生けてあります。ドサッと派手に沢山の草花を生けずシンプルに1輪。その花だけに目がいくようにと亭主が試行錯誤して選び生けられた花です。お客様は、その花、掛け軸などの設えを含めて、山の中や川のせせらぎを想像したりしてリラックスしながらお茶を頂きます。そんな想像が出来る日本人の感性はすごいと思います。 が、山に行き川のせせらぎを聞いたりしながら一服したことのない人にその想像は可能なのでしょうか

        • 山も人の目を気にしてるの?

          先日、ある山主さんと話したのですが、「道路もバイパスなどできて人が使わなくなると急に老朽化が進む。国道などの倒れそうな大きな木も車が通っているから頑張ってるふうに見える。あんな木も車が通らなくなったらいっぺんに倒れるのと違うかな。。。」とのこと。 山も、人が見向きもしなくなると「フンッ!!どうでもいいわ!!」と荒れてしまうのでしょうか。

        間伐材などで『木のキーホルダー作り』

          動いて横のつながりを広げよう

          友達作り、仲間づくり。 ネット上での友達・仲間は家からでも作れますが、私のように屋外で一緒に活動する仲間を作るには、積極的に外に出ていかないとなかなか作れません。 興味のあるイベントに極力参加することで、同じ想いの方に出会う可能性がグンとあがります。 私は『子育て』や『学校では教えてくれないこと』に興味があったので長女の通う小学校のPTA会長になってみました。今思うとその頃は『木育』という言葉も知らず木と教育との関係も考えたこともありませんでした。 まずPTA会長を務めた

          動いて横のつながりを広げよう

          Learning by doing(やりながら学ぶ)

          木育を始めたい。でも何をしたらいいのか。。。私はそんな気持ちでした。 自分がやりたいことと世間が求めていることが一致するのかが不安でした。 でも、実際に木育をはじめて気づいたことは「やってみないとわからない」ということでした。 最近私が気にしている言葉は「Learning by doing」。やりながら学ぶという考え方です。どうしても学んでからやるという順序になりがちですが、私の場合は「自分の知っていることを活かして」と考えた時点で、すでになんだかの経験を積んだうえで「

          Learning by doing(やりながら学ぶ)

          その木はどこからきたのでしょうか。。。

          前回書かせて頂いた、『木に触れる頻度を考える』をもう少し掘り下げようと思います。 最近は100円ショップなどでも手ごろで使い勝手のいい商品が簡単に手に入るようになりました。その中にも木製品も少なくありません。また、大手家具・内装メーカーも木製家具を大量生産することでコストダウンを図り消費者のお財布に優しい商品が数多く販売されています。 「木はおしゃれ」といった風潮は街中の飲食店、理髪店、雑貨店などの外装、内装の木質化として沢山見るようになりました。 では、その木(材料)

          その木はどこからきたのでしょうか。。。

          木に触れる頻度を考える

          私たちは、どのくらいの頻度で木に触れているのでしょうか。を考えてみました。 赤ちゃん~未就学児 木のおもちゃ、木の食器、木のスプーン、木の机、木の椅子 小学生~ お箸、鉛筆、色鉛筆 ※野球のバット、テニスのラケット、ピアノ、バイオリン。。。 中学生~大学生 意識しないと触れる機会があまりない気がします。 大人 まな板、木造の家を建てる 老人 つえ 最後 棺おけ 人によって『木』と触れ合う事柄は様々でしょうが、生まれてから死ぬまで、なんだかんだいって『木』と触れ合

          『木育ゼロイチ』

          『木育ゼロイチ』と題して書き込みを行います。 『木育』とは、子どもをはじめとするすべての人が『木とふれあい、木に学び、木と生きる』取り組みで、子どもの頃から木を身近に使っていくこと通じて、人と、木や森とのかかわりを主体的に考えられる豊かな心を育むこと。と定義されています。 『ゼロイチ』とは、物事を0(ゼロ)→1(イチ)に持っていくことです。 私自身は山育ちでもなく、いわゆる街で育った人間です。でも山や自然、木が好きな方です。DIYで花壇を作り花を育て、家の前でタネや苗をご近