スウェーデンに長期滞在2〜住んでみた北欧
“住んでみた北欧”の2回目となるが、実際「住んでみて」どうだったのか、住むまでの過程なども出来る限りお伝えして、”住んでみよう北欧”と思っておられる方のお役に立てればと思う。
まずはどこに住むのか問題がある。ストックホルムというこれまで訪れたことのない遠い北欧の国の都市の住居探しは簡単なはずはなく、どうしたものかと考えていたが、幸いスウェーデン人の旦那と日本人の奥さん夫妻と仕事で知り合いになり、”Business Apartment”というのがあるということを教えていただいた。日本で言う「マンスリーマンション」のようなところで、キッチン付き家具付きアパートである。
実際どういった地域がおすすめかも聞いたところ下記の場所を候補としてあげていただいたので参考までに記しておくことにする。
◇ガムラスタン(旧市街地)
◇ハンマルビー(環境先進地区)
◇セーデルマルム(商業地区)
ひとつ目のガムラスタンは旧市街地で古くからのスウェーデン建築がたくさんあり、また観光の中心地でもありとても雰囲気の良い場所なのだが、訪れる前のためこういう場所に住む場所があるのか、という思いがありここは候補から外した。
ふたつ目のハンマルビーという街は緑豊かな居住地域なのだが、かつては工場や古びた港がある荒れた場所だったよう。そこをストックホルム市が従来の街に比べてCO₂の排出を半分以下にするべく環境に配慮した街づくりをした。サーキュラーな街で「ハンマルビーモデル」と呼ばれる場所であった。現地に住んでから見に行ったが整った場所で住みやすそうであったが、それは後でわかったことで、事前情報が少なく候補から外した。
結果住んだのはセーデルマルムであった。どうしてもここに住みたかったというより、空きがここしか無かったという結果であった。住めば都で、やや騒がしい感じもあったが、それだけ駅からも近く、スーパーが何件もあり、とても住みやすい場所であった。
Google Mapで事前に該当のアパートや周りの画像を調べることはできたが、空港から無事辿り着けるのか、どうやって部屋に入るのか、非常に不安でドキドキものであった。
建物の入り口にはナンバーキーがあり、部屋の鍵はパスワードを入れれば取り出せるキーボックスが建物の中程にあり無事部屋に入ることができほっとした。
ここからまさに”住んでみた北欧“がスタートするわけだが、生活するためにはまずはネットの接続が第一で、これがないとマップも見ることができないし、情報を仕入れることができないのでまずはSIMカードの購入を優先した。また公共交通機関に乗るためのプリペイドカードを購入すること、あとはスーパーでの買い物の仕方など、これら最初に確認しておくべきことはガイドさんを頼み、到着した翌日に全て済ませた。
これで安心して生活ができるということで、その日から精力的に街を回ることを始めたのであった。
住むところ探しに不安を感じる方も多いと思うので、私の体験をお伝えしました。
さて、この「住んでみた北欧」はnoteの”マガジン”になっているのですが、そして前回もお伝えした通り、私一人で書いているのではなく同士というかそういう方がいらっしゃいます。プロのライターでリサーチャーである熊坂仁美さんです。今月からフィンランドに長期滞在され、その様子をここに書かれます。熊坂さんと私は同じ歳で、北欧に長期滞在するのも同じなので、一緒にやろうということになり、今回スタートさせました。
https://note.com/kumasaka/m/m58e1145b659d
私はプロのライターではないので読みづらいことも多いかと思いますが、皆さんのお役に立てる内容にしていきますので、引き続きお読みいただければ幸いです。ぜひマガジンのフォローもよろしくお願いいたします。
こちらに続きます。↓
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