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アトピー考 その6 ー 脱砂糖

アトピーについて考える。1つ目は身体の緊張とアトピーの関係について、2つ目は喘息とアトピーについて、3つ目は体温について4つ目と5つ目は感情について私見を書いた。

6回目の今回はアトピーと脱砂糖の関係について考えてみたい。

アトピーと食べ物の関係は一言で表せない。経験からもああでもないこうでもないと試行錯誤の連続であった。これからもそうである。食べ物の良い悪いは一般的なことは言えても自分に当てはまるのか当てはまらないのかは個人によって違う。万人に共通のものというモノが無い。

ではあるが、糖、特に甘いものについては共通して言えると思う。一言で言い切ってしまうと食さない方が良い。採らない方が良い。

甘党だった。今でも甘党だと言える。毎日甘いものを食べていた。アトピーにとって甘いものが良くないと長いこと言われていてたが気にしなかった。あえて耳を塞いでいたと言っても良い。それが何がきっかけだったか。甘いものを食べて痒みがひどくなることに気付いた。しかもすぐにではない。注意して身体を観察してみた。何を食べたか。いつ食べたか。いつ痒みがひどくなったか。そんなことを気付いた範囲で簡単にメモしてみた。そうすると分かったことがある。だいたいザクッと2日後に痒くなる。特に顕著なのがチョコレートとアイスクリームだ。この2つを食べると2日後に痒みがひどくなる。そんなことが分かってくると避ける様になる。しかしひどい痒みの原因となる甘いモノは長年の好物でもある。久しぶりに目にしたり外食のコースの最後に出てくるとついつい手が伸びる。そうすると2日後に苦しむことになる。そんなことの繰り返し。

そのパターンを繰り返しながら少しずつ甘いものを食する頻度を減らしていった。本当に少しずつ。時間と根気がかかった。今も道半ばである。

いろいろ調べると砂糖は身体に百害あって一利なし。精神への悪影響もある。米では砂糖を摂取したから犯罪を犯したとの理由で殺人が無罪になったという有名な事例もある。最近少しずつ米では砂糖の有害性が公にされつつある。

身体が欲するから甘いものを食するというのもまやかしだ。いわば砂糖は麻薬と同じ。身体が欲すること自体が健康的でないことの証左といえる。自分自身今まだその状態だ。身体と感覚がらりっている状態である。

これは自分に当てはまるだけでなく誰にでも当てはまることだと確信している。もちろん少量の甘いものなら人によっては影響ないこともあるだろう。同じものを食べても何ともない人もいれば外に現れる人もいる。

それでも砂糖は万人に悪いものだと言える。アトピーの人には間違いなく悪い影響がある。食べる習慣を止める手立てをすぐに打つ必要がある。今七転び八起きして道半ば。これからも闘うしかない。麻薬に手を出した人がその後苦しむが如く。


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