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「やりたいことを仕事にする人生よりも」

この度、noteをはじめてみることにしました。過去に綴ったものから、新しいことも含めて、Instagramよりも濃く深い内容としてやっていきたいなと考えています。

note第一弾は、Instagramにおける過去の長文投稿で1番反響のあった「やりたいことを仕事にする人生よりも」です。

今、「やりたいことを仕事にしたい!」と多くの人が思っていると思います。
僕もそうです。

ただ、それよりも大切なことがあると思っています。

それは、「やりたい暮らしから設計すること」です。

1日を構成するのは仕事だけではなく、プライベートの時間も含みます。
その総和が、幸福な毎日なのか、そうでないかに大きく繋がると今は考えています。

こんな当たり前のことですが、僕はサラリーマンを辞める決断をする直前までは気づけていませんでした。

遡ること2年半前、当時の僕は、職場に副業制度が始り、それならと副業でやってみたかったパン屋を始めてみることにし、手を挙げました。
この時は日常の延長線で物事を考えていました。

そこで思いもよらない幸運が舞い降ります。
なんと会社から「制度はあるが前例がないからダメだ」と、まさかの却下となったんです。当時の僕は衝撃を受けました。「えっ、新しい制度なのに前例がないって一体…」

最初は凹みましたが、お陰で一旦冷静になり、現状の延長線で考えるのでなく、ゼロリセットして自分にとって理想の暮らしを考えてみることにしました。

考える中で、今の僕にとっての幸せは、できるだけ子供と時間を過ごしたいこと、今の仕事を続けながらの第三子は時間も体力的にも余裕がないが第三子は欲しいこと、大好きな明日さん(妻)とは毎食を共にしたいこと等々、僕にとっての幸せの条件がここでようやく見えてきました。

余談ですが、パン好きな方がパン屋になり、あまりの長時間労働に夢が夢じゃなくなるという話をよく耳にします。

何事もバランスが大事と考えるので、いくら好きなことでもバランスが崩れると好きでなくなるのかなとも考えています。

そんなこんなで、副業でパン屋をやるつもりが、僕にとっての幸せの形は専業でのパン屋であったことに気づき、銀行を辞めて今に至ります。

開業準備中は、稼げてもなく、何一つ成し遂げていないのに、子供に囲まれ、明日さんと毎日ご飯を共にする時間は幸せでいっぱいでした。

理想の暮らしを描けたならば、あとは行動するだけです。

実現までの過程にも幸せはたくさん詰まっているようにも感じます。実際にそうでした。

一回の人生、せっかくなら毎日楽しくありたい。

いつまでもそう願い、行動し続けていきたいです。

もちろん、挑戦してもできないこともあると思います。

でも、やれば伸びますし、その伸びはとても楽しいと僕は思っています。伸び続ける日々でもありたいです。

もしかしたら前職の方も見られているかもしれませんので前職の方に説明をしておきます。副業制度を拒否された後、人事のトップの方が直々に平社員のために出てきてくださり、最終的には許可かつありがたいご提案まで頂きました。そのときは僕の気持ちが固まっていたため辞めることになりましたが、親身に寄り添って頂いたことには感謝しています。いまは円滑な制度になっていることを願ってます。

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