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二郎丸 大
2023年5月3日 12:01
あれは確か小学校に上がったばかりの夏休みだった。母方の祖父母の家に遊びに行って流しそうめんを食べた。祖父は器用な人で竹を半分に割って、流しそうめんができるように準備してくれた。竹は急角度で固定されていたので、そうめんを流すと結構なスピードで流れていき、興奮したことを覚えている。流しそうめんをするからと近所の子も呼んでいたのだが、ひとり可愛らしい女の子がいた。私と同じ歳で名前は梅子といった。