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DXはどこから始めればいいの?

「DXはどこから、何から、誰が始めればいいのか」、この質問も講師と1対1になったときに、よく寄せられる質問です。 この質問を具体的に答えるのは、もうコンサルティングの仕事になりますが、セミナーの場では簡単に、しかも質問者の方に納得してもらう回答が必要になります。ということで答えは「データ集め」と言っています。これで半分の方は納得してくれます。でもこれで納得してくれない場合は・・・本文をお読みください。引用元:IPA製造分野DX マンガFAQ

DXの始め方がわからない

DXを始めよう!と決心したのはいいけれど、どこから始めればいいのか、わからないという会社が多いです。セミナーでも全体の質問会ではなく、セミナーが終わってから、個人的に講師に質問してくる方に多いのが、この質問です。

なんとなく、恥ずかしいと思っている質問かもしれません。でも安心してください。そんかことはまったく気にする必要はありません。なぜなら、みんなが疑問に思っていることですから。

でもこの質問は個々の状況によって、DXをどこから始めればいいのかは異なりますから、万能の答えはありません(きっぱり)。

DXはどこから始めればいいのか

ここではこの難しい質問を考えていきましょう。
まずは「どこから」ですが、普通の考えでは「弱い」ところ、つまり変革が進んでいないところ、デジタル技術が浸透していないところを狙い撃ちするのが常套手段です。
これは比較的結果も出やすく、コンサルタントが勧めてくるものです。

でもこの戦略だけではDXは一時的効果に留まる危険があります。一定の効果が早期に得られることで、そこで満足して、以降のDXが止まるからです。

DXを始める本当の場所は

DXは一時的なものでなく継続してやるものです。そうであれば、始める場所の狙いは決まってきます。

そうです。継続して儲かることが期待できる場所です。これがDXの始める場所です。このように言われても、これはマーケティング的に当たり前のことだと思いでしょう。

そうです。当たり前です。DXの始める場所は、新規でも奇天烈でもありません。

ではDXは何から始めるのか

DXの始める場所は分かったけど、DXは何から始めればいいのかを見ていきます。これも個々の状況によって、答えが異なる難しい問題です。

でも一つだけ確実に言えるものがあります。それは「データ」です。DXの鍵はデータです。

道筋が見えているデータから

でも使わないデータを、いつかは使うかもしれないという考えで、データを集めまくるのはダメです。使う道筋が見えているデータを集めます。

これであれば、データを提供する側の協力も得やすいでしょう。使う側も見通しが立っているので、データの活用もしやすいでしょう。

しかし難しいのは、道筋が見えているデータを見つけることです。これには発見する力が必要です。経験と勘も必要になるかもしれません。

ということで今日の結論。「DXは儲けられる場所からデータ集めから」 以上です。

マンガFAQの引用元:中小規模製造業者の製造分野におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)推進のためのガイド |

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