見出し画像

ワクチンと抗体依存性感染増強 (ADE)

抗体依存性感染増強 Wikipedia
抗体依存性感染増強 (Antibody-dependent enhancement, ADE) とは、ウイルス粒子と不適切な抗体とが結合すると宿主細胞への侵入が促進され、ウイルス粒子が複製される現象である[1][2]。不適切な抗ウイルス抗体は、食細胞のFcγ受容体(FcγR)または補体経路を経由して目標の免疫細胞のウイルス感染を促進する[3]。ウイルスと相互作用した後、抗体は特定の免疫細胞または補体タンパク質の一部で発現されるFcγRに、Fc領域で結合する。この相互作用は、免疫細胞によるウイルス抗体複合体の食作用を促進する。
通常は、食作用後はウイルスが分解されるが、ADEの場合は逆にウイルスの複製が引き起こされ、その後免疫細胞が死滅することがある。つまり、ウイルスは免疫細胞の食作用のプロセスを“誑かし”、宿主の抗体を“トロイの木馬”として使用する。抗体-抗原相互作用の強さが特定の閾値を下回ると、ADEが誘発される[4][5]。この現象は、ウイルスの感染力と毒性(virulence)の両方につながる可能性がある。
コロナウイルスやRSウイルス、デング熱ウイルスを標的とした一部のワクチン候補はADEを誘発した為、その後の開発が中止されたか、以前に当該ウイルスに感染した事がある患者に対してのみ使用が承認された。


コロナウイルスのスパイクタンパクは人間の細胞表面の受容体ACE2に結合します。このためコロナウイルスは通常ACE2を表面にもつ細胞に感染します。コロナウイルスに対する抗体があると、抗体に取り囲まれたコロナウイルスは食細胞マクロファージに捕食されます。たいていのウイルスはここでおしまいです。コロナウイルスは食細胞に耐性で、免疫系をトロイの木馬として利用します。抗コロナ抗体があると、コロナウイルスは通常は感染できないはずの免疫細胞にも感染できるようになるのです。ADEが起こるとコロナワクチン接種者の方がコロナウイルスによりかかりやすくなり、また感染した場合ウイルスの症状が暴走しやすくなります。

抗体依存性感染増強 (ADE) には少なくとも2種類のメカニズムがあります。一つは上記のように抗体を介してマクロファージに感染する機構。ウイルスによってはマクロファージ内で増殖できます。あるいは増殖できなくともマクロファージを殺して枯渇させる事によって免疫系を暴走させるウイルスもあります。もう一つの機構は抗体と複合体を作ったウイルスが免疫系を刺激し、炎症系を暴走させる仕組み (サイトカインストーム) です。いずれの場合も抗体の存在がウイルスの感染を誘導し、免疫系の症状を暴走させます。


例えば猫の病気で知られる猫伝染性腹膜炎 (Feline Infectious Peritonitis, FIP) は「猫伝染性腹膜炎ウイルス」(FIPV) によって起こされますが、FIPVもコロナウイルスのひとつです。FIPVコロナワクチンを接種した猫の実験があります。スパイクタンパク遺伝子をワクチニアウイルスベクターに組み込んだDNAワクチンを接種された猫はコロナウイルスに対する抗体を作る事が出来ましたが、その後コロナウイルスに感染しやすく、重症化しやすくなりました。スパイクタンパクのDNAワクチンは毒性が強く、さらにADEを起こしやすかったのです。実験では5匹全員が1週間ほどで死亡しています。

J Virol. 1990 Mar;64(3):1407-9. doi: 10.1128/JVI.64.3.1407-1409.1990.
Early death after feline infectious peritonitis virus challenge due to recombinant vaccinia virus immunization

H Vennema 1, R J de Groot, D A Harbour, M Dalderup, T Gruffydd-Jones, M C Horzinek, W J Spaan
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/2154621/


SARS (severe acute respiratory syndrome: 重症急性呼吸器症候群) の原因ウイルスもコロナウイルスで正式名称はSARS-CoV (またはSARS-CoV-1) です。ちなみに”新型コロナウイルス”の正式名称がSARS-CoV-2。コロナウイルス自体はありふれたウイルスで風邪の10〜15%の原因を占めるものです。

SARSの流行時にもコロナウイルスに対するワクチンを作ろうとする研究があったのですが、動物実験での結果は散々でした。このため、コロナウイルスワクチンを接種するのは危険ではないかと言われてきました。

コロナワクチンを接種した人口が増えるにつれ、コロナウイルスに対する抗体を持つ方が増えてきます。そうすると抗体を利用する変異株が有利になってきます。ADEを起こしやすいコロナウイルスの変異株はそうした中で派生して来るのではないかと推測されます。ワクチンは社会のためになるとは限りません。ウイルスによっては逆効果で大惨事を生むかもしれず、コロナウイルスがまさにそういったウイルスなのです。

数ヶ月後、あるいは数年後、状況はどうなってるでしょうか。コロナウイルスのADEが起こると、ワクチン接種者はコロナウイルスに感染して重症化しやすく、強毒化したウイルスを周囲に撒き散らしながら (スーパー・スプレッダー) 死んでいくという事態も起こり得ます。現在のワクチンの接種順序からして、最優先接種対象である医療従事者から先に亡くなっていくという事態も有り得ると思っています。

ADEによる人類の大量死はウイルス学者、免疫学者から警告され続けています。こうした事態が本当に起こるかは誰にもまだ分かりません。そもそも世界中の誰も経験が無いからです。科学的、人道的に考えて、危険性が指摘されていながらのコロナワクチンの大量接種は始めるべきではありませんでした。

私の最悪の予想は外れて欲しいと心より願っています。


Dr. Wodarg and Dr. Yeadon request a stop of all corona vaccination studies and call for co-signing the petition

Experts sound the alarm about risks of mass vaccination

EXCLUSIVE - Former Pfizer VP: ‘Your government is lying to you in a way that could lead to your death.’

Covid-19 Vaccines Are Weapons 



#コロナワクチン  

#ワクチン

#コロナ




*記事は個人の見解であり、所属組織を代表するものではありません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?