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コロナワクチンが危険な理由

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コロナワクチンが危険な理由
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2023年5月の記事一覧

定量PCR再考

今回は定量PCRについてもう少し詳しく説明していこうと思います。微量のDNAをPCRで限界まで増幅するのに何サイクル必要かといった話になります。コロナワクチンへのDNA混入疑惑についての関連記事とも言えます。専門的な内容になるのですが、宜しければお付き合いください。 図1はMcKernan先生の定量PCRの対照実験です。未知サンプルの定量を行うために、段階希釈した既知量のDNAを標準サンプルとして用いています。 コロナ騒動により一般の方達にもPCRという言葉が広く知られる

自己増殖型mRNAワクチン

今回は、近頃SNS上等でも話題になっている自己増殖型mRNAワクチンについてお話ししようと思います。 セントラルドグマはフランシス・クリックが1958年に提唱した分子生物学の概念で、遺伝情報が「DNA → mRNA → タンパク質」の順に伝達されるというものです。本来、RNAからRNAをコピーする仕組みをヒト細胞は持っていません。セントラルドグマには例外が2つ見つかっています。一つはレトロウイルスで見つかった逆転写です。この反応は逆転写酵素によってRNAを鋳型としてDNAを

なぜmRNAワクチンにDNAが混入するのか

引き続きコロナワクチンへのDNA混入疑惑についての記事になります。 そもそもなぜmRNAワクチンにDNAが混入してしまうのか? これは「mRNAワクチンのコンセプトそのもの」に関わってきます。判明したのは、シュードウリジン化されたコロナワクチンRNA自体がDNAの分解を妨げているという事です。 こちらは「DNA-RNAハイブリッド、R-ループ、mRNAワクチンのヌクレアーゼ耐性」についてのMcKernan先生本人のブログ記事です。 McKernan先生は、何がDNAの分

RNAワクチンに混入したDNA検出の追試法 (2): DNA、RNAの直接的定量法

引き続きコロナワクチンへのDNA混入疑惑についての記事になります。 こちらはKevin McKernan博士本人のブログです。 二本鎖DNA、一本鎖DNA、RNAの混合物が手元にあるとします。それぞれの核酸の濃度や大きさを知りたい場合、どのような方法があるでしょうか? DNAとRNAを物理的、化学的に区別する方法が必要となります。コロナワクチンに混入したDNAの量や性質について議論するためには、DNAを解析し測定する最先端の技術についての知識が必要となります。内容的にはど