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弱音を吐かない男のメンタルが心配です〜朝からポジティブ通信 7日目〜

しばらく投稿をサボってしまっていました。💦
今日は、ちょっとポジティブ心理学の話を休ませていただいて、「男のメンタルが心配だ」、というお話をさせてください。

うつ病の有病率と自殺者数の逆転現象

有名な話ですが、うつ病の有病率は、どの年代を取ってみても女性の方が多く、特に高齢者では女性の方が2倍以上になっています。原因としては諸説言われていますが、女性の方が変化やライフイベントが多いこと、月経・結婚・出産・閉経などホルモンバランスが劇的に変化すること、などが関連しているようです。
一方で自殺率を見てみると状況が逆転し、男性の自殺者数は女性の2倍前後にもなります。(もちろん、自殺した方のすべてがうつ病ではありませんが、何らかのメンタル不調状態にあった方が多く含まれると考えられます)

この2つの数字の逆転現象を、どのように考えたらよいのでしょうか。単純化しすぎだよとご批判もあるでしょうが、
・男性は、自分の弱みや悩みを吐き出すのが苦手
・仕事や会社に時間を使いすぎて、それ以外の趣味や人間関係が少ない

などが考えられると思います。
結果として、人生でメンタルのピンチを迎えた時に上手に人を頼ったり、そもそもメンタル不調の予防に役立つ息抜きや時間の使い方、人間関係のメンテナンスができていなかったり、ということが多いのではないでしょうか。

おじさん心理カウンセラー

今は、駆け出しの心理カウンセラーとして活動させていただいていますが、私自身が、会社員時代に何度かメンタル不調を経験しています。
振り返ってみれば、特に管理職になってからは、なりふり構わず会社での仕事に時間とエネルギーを捧げ、気がつけば仕事以外には何もない、ということになっていました。同じ会社以外に親しい人もおらず、家族にも心配をかけたくないので、本当に苦しい自分の状況を、一人で抱えてかなりヤバいことになっていました。

自分のように苦しんでいる人はたくさんいるはず!と、今は心理カウンセラーとして第2の人生をスタートしたのですが、カウンセリング業界は、カウンセラーも相談者も女性が圧倒的多数なのです。せっかく、人に言いにくいことを聞いてもらったり相談するためのカウンセラーなので、男性には、もっと気軽に利用していただきたいのですが、どうしたらメッセージが届くんでしょうねぇ。

ということで・・・あなたを待ってます。(もちろん、女性も大歓迎です😄)


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