小さな傾きがもたらす大きな変化20230801

最近読んでいる本に面白い一説があったので紹介します。

地球が今まで氷河期だったことが数回あったらしいんですが
その理由として今考えられているのは
隕石の衝突とか、そういう壮大な原因ではない。

地軸が少し傾く、
結果、夏にまでに溶けたはずの雪が残るようになる。
雪が残れば、冬に更に積もりやすくなる。
そしてさらに積もる。
雪が残れば更に夏に雪が溶け残るようになる。
たくさん残れば、さらに冬に積もりやすくなる。
そしてさらに積もる。

これを繰り返して、氷河期になったということ。

何が言いたいかというと、
大きな結果が起こった原因として、
何か大きなことがあったんだと思うのが普通だけど、

実際は小さな変化の積み重ねが
大きな変化を生んでいるということ。

自分の悪い癖として、
結果を出したいがために、大きな変化、
まったく違うことをしたくなるんだけど、

それもきっと間違ってはいないのだけど、
欠点としては、長続きしないこと。

小さな地軸の傾きがきっかけで氷河期をもたらすように、
ちょっとしトレーニングの積み重ねが
とんでもないところへ連れてってくれる。

小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道

イチロー

この言葉は、その氷河期の話を知っていたんではないかってぐらい、
再現性のある真実なのかもしれない。

スポーツは数年単位で評価され、
素晴らしい選手、大した事ない選手って
残酷にも評価されるけど、

本当はもっと長い軸で、
もっと些細な積み重ねを
し続けた人間こそが
評価に値する、
とんでもない人間へとつながるのかもしれない。

継続こそ力。
小さく始めて、
長く続けよう。

8月1日、
あなたは何を続けますか。


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