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空の日記 2024.2.9

近ごろ、空は割ときれいなんだけど、落ち着いて写真を撮ってみようという余裕がありません。「わあ、きれいかも……」と思いながら、まともに見ないで斜めから見て、関心がないようにして通り過ぎていきます。

大抵は、クルマの中から見ています。見上げるというよりも、どちらかの方向を見ています。朝なら東、夕方なら西の方角の低い角度です。

お昼は、空を見上げることがありません。まぶしいし、あたたかったりもするんだけど、お昼の空は、「晴れでしょ、いいでしょ!」「あたたかな春の光だよ。ありがたいだろう。感謝しろよ!」みたいなところがあります。

ありがたいですけど、ポイントがありません。ボクみたいな偏った人間はすべてを見わたすとか、トリの目で全部を見るとか、そんなことはできません。ほんの一部を見ただけでホッとするだけです。

光が空からあふれてくる前に、ほんの少しだけ空を見させてもらうんです。


光がなくなっても、残ってる光で何とも言えない時間もありますね。

そんな風にして、空とつきあわせてもらっています。ほんの少しだけ、わがままに仲良くしている(こちらの)つもりです。家に帰ったりしたら、もう忘れてしまうし、夜は写真を撮ろうなんていことにはなりません。星とつきあうには、ちゃんと予習が必要です。



昨日は、細かな雲もそれぞれが動きながら、私の上を飛んでいきました!


昨日の空の日記は、朝日はとてもクリアーなんだけど、それをさえぎる筋雲が出ていて、雲を出たり入ったりしている朝の感じがステキだった。写真はありません。

夕方も、空が動いているのか、雲たちもヒクヒクしながら東に向かっていくのが見えていました。西のお山はとてもきれいで、山のシルエットにほれぼれしながら、事故に遭わないように慎重にクルマを走らせたんでした。

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