見出し画像

餘部に降り立つ!

10年前の1月2日の朝、鳥取から汽車を乗り継いで、とうとう念願の餘部駅に着きました。

ボクを乗せた車両は、風が吹いてたから、10分いやそれ以上停車していました。高い所を走り抜けていくので、海からの強風には神経を使うようになっていました。昔、事故もありましたので、すぐには発車できなかった。

駅を出たらすぐ鉄橋で、餘部駅は崖の上にあります。

鉄橋を抜けると、すぐにトンネルだし、岩山の中へ汽車は吸い込まれていくのです。次も海のすぐそばの駅で、鎧(よろい)という名前だったんじゃないかな。

友だちが、仕事で鳥取に行く時、ここの鉄橋を通ってきたと自慢していて、それからずっとボクも鉄橋を渡りたいと思ってたんでした。ボクも仕事で鳥取に行ったんですけど、みんなそれぞれの方法で行ったんです。もちろんボクも鉄橋を渡りたかったのに、指定券はありませんでした。それで、高速バスで行かざるを得なかった。

そんなこんな、思い出の鳥取と鉄橋でした。鳥取での仕事は、感動しまくりで、ボクの人生の中では、夢のような何日間だったんですよ。もう、あんなことは経験できません。淡々とした毎日があるばかりです。

でも、いつかまた、仕事でどこか、いつもと違うところへ、みんな思い思いに集まって、現地解散して、お仕事したり、飲んだり騒いだりしたいな。

また、いつか、そういうチャンスを求めて、しばらくは真面目にしっかり足を地につけてコツコツ仕事していきます。