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田植え体験

先日、宮崎で田植えをした。

友人でありNPO法人Doooooooo代表の銅冶勇人から「宮崎で田植えするけど、来る?」と誘われ「行く!!」と即答した。

自分は最近、ラグビーの試合会場で“ベンチ野菜のおみそ汁とおむすびのセット”の販売をはじめており、いつか自分のお米でおむすびを作りたいなーという想いもあったので、田植えという言葉にシンクロニシティを感じたのかもしれない。

世の中がどんどん便利になり、様々な物が“あって当たり前”になっていると感じてしまう。食べ物がどのようにつくられているのかを体感する機会はとても大事だと思っている。

ロシアのウクライナ侵攻でインフレやエネルギーの問題に加えて、穀物の価格高騰の問題にも直面しているが、食料自給率の低い日本への影響は大きいのではと感じている。
一次産業の高齢化の話も聞いていて、日本の未来を支える農業に対して何かできないだろうか。
そのために、まずは農業をもっと知りたい。そんな気持ちで宮崎に飛び立った。

初めて田植えをして、まずは、田んぼが想像以上にヌルヌルで驚いた。
すぐに長靴を脱ぎ、裸足になった。これまで感じたことがないグニャグニャした感触。
カエルの卵がたくさんある。おたまじゃくしもいる。カエルもいる。
なんだこれー!!とワクワクし、しばし童心に帰った。

僕たちが少しずつ手植えをする横で、クボタの機械がどんどん田植えを進める。機械の技術に改めて感服した。また、全て手植えしていた頃の農業を思うと頭が下がる。

快晴の中、僕たちは無心でひたすら手植えした。皆でワイワイ会話も交わしながら、美味しいお米への祈りを込めて、丁寧に植えた。
とっても素敵な時間だった。
あっという間に成長し夏には収穫を迎える米を、一度は見に来たいなと思った。

友人はこの米づくりを宮崎市と一緒に取り組んでいるが、自分自身も来年は挑戦させてもらおうと考えている。

来年は、田植えをして、成長を見て、刈り取って、最後はお米を食べるまでを体験するプロジェクトをつくりたい。もちろん、キッチンカーでも提供したい。

そしていつかは、ちょっとしたカフェのような場所で、自分自身が携わった米、野菜などが並ぶような空間が作れたら素敵だなと、将来のワクワクまで頂いた宮崎での田植え経験だった。

 皆さん、ありがとうございました!

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