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「長崎ロケ」

ここ数年、NCCさんの『好きばいラグビー』というラグビーの番組をやらせてもらっており、そのロケで長崎へ行ってきた。

長崎ではいつも再会と新たな出会いがあり、そこが一つの醍醐味でもある。
東芝時代の先輩である長崎北陽台の品川先生や学校の学生、番組スタッフとの再会はいつも本当に楽しい。
新たなラグビー仲間との出会いも、刺激になる。


今回お会いした長崎東高校の猿渡先生は、ラグビー部員に対して朝6時から数学の授業をすることもあるそうだ。
生徒のことを考えた自主的なアクションしている先生はとてもカッコ良いと思った。

東高校で講演をさせてもらったのだが、講演自体を、生徒が自主的に企画・実行していた。
質疑応答では、僕の講演内容や質疑応答の様子を見て、メタ認知して、色々なものを整理した上で質問する生徒もいた。

また、自分の弱さを示すような具体的な事例を踏まえて質問する学生もいた。
幅広い考えや深い思考を持つ学生が多く、大人と話をしているような印象を受けた。

賢くて配慮のある学生たちが、これから、大事だと考えることにアクションできるように。それらが地に足が付いた活動になるように願い、より気持ちを込めて話をさせてもらった。


講演の最後には、これまた生徒たちが自主的に、フランスアンセムを歌い編集した動画を披露してくれた。
我々のスクラムユニゾンの活動に賛同してくれた上でのこの企画は、部活動の個性も相まってとても素敵な動画だった。
めちゃくちゃ感動した!

さらに、講演の前日は僕の誕生日だったのだが、ハッピーバースデーソングを歌ってくれたり、手縫いのプレゼントをもらったりと思わぬサプライズがとても嬉しかった。


高校生の練習も見学できた。
激しいコンタクト練習をしている姿には感銘を受けた。この準備があってこそ選手は試合で活躍できる。現場を見られて本当に良かった。

また、前述の品川先生の恩師でもある浦先生にもお会いできた。
『試合後のインタビューにおいて、ラグビーでは、キャプテンがスピーチする!それが良いんだ!ヒーローを作るためのインタビューではない』
と仰っていたことや、
『コンタクトがある中で逃げない、立ち向かう、その中に理性がある。相手を踏み躙るのではない、怪我させるのではない』
という言葉もとても印象的であった。
自分自身がラグビーを通して学んできたことを改めて思い出した。

浦先生は、
僕が過去、エディジョーンズさんとの関係性の中、試合に出られなくとも頑張っていたことに対して、偉い!!と言ってくださった。
その言葉に、とても救われた気分になった。
思わず、涙がなぜか出てきた。

本当にピュアな方の優しさに触れられてとても癒された。改めてラグビーの魅力や素晴らしさを体感することができた。

長崎は海山に囲まれ、歴史もユニークだ。
かつて栄え、時代と共に姿を変えた軍艦島の歴史を学んだり、波佐見焼を購入し、仲間とフルーツ専門店などで美味しいものを食べたり、いい時を過ごせた。

美味しいものを少々食べ過ぎたので、
自宅に戻ったら少し食べる量を抑えることにしよかな 笑



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