人生の伏線が回収される瞬間を見逃さないようにしたい

日記やブログは何度もやった。
20代の頃は数年続いた。けれど30代になって、仕事が忙しくなったとか、わざわざ記録に残すようなことでもないとか、もっと他にやることあるしとか、いろんな言い訳をして、気まぐれに書いて、消して、また書いて、消して、を繰り返して、40代になってしまった。
書こうと決めたのは、実は去年の初め。2023年1月だから、信じられないくらい鈍間で、行動が遅い。いつになったらすぐ行動できる人間になれるのか。ほんとに小学生のころから成長が、ない。

それでもやっと重い腰をあげて、このGWにnoteを開設しようと決めた理由は2つ。
人生の後半戦に突入して、今までやってきたことの答え合わせみたいなことが始まっている気がしたから。
そして、自分だけのために、今生きている瞬間を見逃さないように、振り返れるように、残しておきたいと思ったから。

人生の答え合わせがしたい

30代で転職したけど、今、20代の頃にやっていた職種に戻っている。あの頃の自分が気付かないうちに積み上げたもの、本当に小さなささやかな積み上げだったけど、それが今の私の生活を助けてくれている。他にも、過去の自分のおかげで今が成り立っていると実感することがたくさんある。40代は人生の前半戦で張り巡らされた伏線の回収が始まっていく気がする。それを見落としたくない。

自分だけが楽しめる読み物にしたい

10代の頃から日記とか書いていればよかったと本当に思う。
悔しいなあ。
20代の頃のブログを読み返すと、「これ本当に自分！？」って思うようなことが書いてあったりする。それが新鮮で、おもしろくて、自分ってどんな人間なんだ？どんな性格なんだ？っていうのがわからなくなる。
今の自分が「私ってこんな人！」と思っているのとは全然違う。
こんなこと書けたのか、とか、こんなこと考えるなんて私っぽくない、とかすごく不思議だった。
きっと今の私が書いたことを、60代になった私が見たら、びっくりするのかもしれない。自分では気付いていなくても、自分は常に更新され続けている。それが良い方向かはわからないけど、でも、今を残したい。

ずっと書きたいという欲求ばかりで、何もしないまま1年半も過ぎてしまったけど、やっと書くことができた。
いしかわゆきさんの「書く習慣」を読んだおかげもある。

書く習慣　自分と人生が変わるいちばん大切な文章力

・きれいに書こうとか、いい文章にしようとか、変なこと考えず、とにかく見切り発車で書き始めること。
・書き始めたら、内容がしっちゃかめっちゃかでもいいから、とにかく終わらせること。
・自分のためだけに書くこと。
・だからと言って、意図的に誰かを傷つける表現になっていないかだけは注意する。

このあたりが胸に刺さって、ようやく書くことができて、書き終わらせることができた。感謝。

私が死んでも、誰にも痛くも痒くもないだろうし、地球にも歴史にも、それこそ宇宙にだってなんの影響も与えられないから、これは私だけのくだらないただの日記として、残していく。あと何年か、何十年かして、私が本当に終活をするときの一助になったらいいね。