障害というのはある特殊な限られた関係においてのみ発生するという話を聞いた。
アスペルガーの姉は、学生時代ずっと通常学級と呼ばれる場所で過ごした。(対して特別支援学級というのがある)
母の「いつかは自分で生きていくのだから、普通と同じように過ごせるようにならないといけない」という立派そうな意向があったから。
母も今ほど発達障害が認知されるようになるとは思わなかっただろう。
母自身も障害ではないけど、知名度のない難病を抱えた人間だったので、周囲になんとかしてもらうのではなく自分自身をどうにかする他、生き方を教えられないと思ったのかもしれない。
当時は