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会社員であっても「自分の売り物」を持ちたい

佐藤です。今日は、ゆうきさんと話してきました。ぼくは会社員なので、独立している人の話を聞けるのは、貴重な機会。そこで考えたのは、会社員であっても「自分なりの売り物」を持ちたい、です。

いま会社員であり、堂々と副業するぞと決心せずとも、「売り物を持つ」ことはできます。どういうことか。
 ・noteの有料記事
 ・Kindleの電子出版
 ・文を印刷して製本
これらは、お手軽につくれる自分の「売り物」。誤解されがちですが、文章の長さは問われません。簡単に販売できます。※勤務先との認識調整、必要な事前申請はしてください

文章をまとめるのが大変なら、カウンセリングやコンサルティングがよいでしょう。横文字にすると身構えますけど、
 ・家庭教師のアルバイト
がイメージしやすいです。自分の専門性(受験勉強の先輩だ、合格の実績がある)を、時間を区切って提供することで、お金をいただく形態ですよね。これも「売り物」です。

ぼくは、「漢文を教える寺子屋の爺さん」でいたいです。

年齢に制限を設けず、どなたにでも漢文を教えます。と宣言したら、立派な商品です。会社での「時給」を下回りたくないので、やるならば、オンラインで1時間4000円(税別)とかですね。
私の「拘束時間」で換算するので、同時に複数の方に聞いて頂いても値段は変わりません。参加者で割り勘などをして頂いても大丈夫です。読む漢文の題材は、原則として歴史書でお願いします。諸子や詩は、専門性に自信がないのでお請けできません……。などなど。

大事なのは、「これが商品ですよ」と定義し、「いくらです」と値段を宣言してパッケージングすること。

売れる・売れないんじゃないです。
そう簡単には売れないですけど、売れなくていい。
自分が提供できる価値は何だろう??って考えて、曲がりなりにも、「私はこういう価値が提供できます」と宣言すること(まで)が大事。

売れなくても、ふてくされない。商品をパッケージングする、という行為自体で、自分と向き合うことができた。こちらに重点があります。
売れたなら、値段以上の価値を提供できるようにがんばるのみです。

上記のゆうきさんは独立なさってて、「売り物」をお持ちです。Fortune career(お仕事相談×カジュアルな占い)サービス。私は去年の9月にキャリアの相談に乗っていただきました。自己分析に迷走したとき、セカンド・オピニオンになると思います。
https://www.fortune-career.jp/

自分の価値(観)を洗い出し、ライフワークを見つけるために「自分なりの商品」を作ってみる。わりと、ワクワクすると思います。
もしも商品(物・サービス)を作るとしたら、何がいいだろうかと。

ものの本によると、自分が稼働しなくても(寝ていても)お金が入ってくる仕組みを作った人が最強!!という教えもありますけど、特技や専門性・個性を活かして、ひとさまと直接の接点をもって、価値を提供するときが、いちばん幸せだと思います。

仕組み・投資がやりたければ、別にやればいいので。
たとえば、自分でマンションを見たり、DIYで大工仕事をやるのが好きで、派生して不動産投資で勝っている……みたいなパターンがあります。手を動かすのは、普通に楽しいですよね。
投資家ではあるが、派生して「情報発信」「投資教育」で日々の喜びを見出している人もいます。投資だけじゃ退屈、という傍証です。

関連記事はこちらです。
副業か独立かというのは、「商品」提供を実現するための手段に過ぎないので、こだわらなくていいと思います。というか、ぼく自身、会社を辞めずに本を売ったりしているので、独立のことは語れません。

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