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ときめきの上海/李姉妹の中国語(院試対策のテキスト)

佐藤ひろおです。会社を休んで三国志の研究をしています。
大学院入試に受かるために、中国語の勉強をしています。1ヶ月間の短期決戦です。使っているテキストを2冊ご紹介します。

ときめきの上海

相原茂先生の本。2001年に大学1回生だったぼくは、NHKのテレビ中国語会話をテレビデオで録画して(時代を感じる)、大学生協の売店で毎月だったかテキストを買って、勉強してたんです。
これまで2回、中国に旅行してるんですけど、最低限の旅行会話ができるのは、このとき毎週がんばったからです。

2003年に書籍化されている本を、古本で買いました。
一度覚えたもの、ないしは、一度でも読んだことあるものを思い起こすほうが、学習効率はいいはずです。
こんなこともあろうかと、大学1年・2年のときの第二外国語の語学テキストも、わりと残していて、ものすごく落書きが多くて、あまり熱心な学生ではなかったことに、恥じ入ります(笑)

二次利用、再利用。使えるものは全部つかう。
これはビジネスにも使える発想だと思っていて(むしろビジネスによって身に着けた発想で)、ゼロから新しくやる必要がないものは、ゼロから新しくやらないと、不必要な作業がはぶけて効率がいい。
※ K氏の構文はいいことを言うと思います。含蓄があります。

ただし、どうしても、「古さ」が気になるところ。きっと出題者の早稲田の先生は、比較的新しい小説から出題するので、新しい単語にも、目を配っていなければいけない。それを、ゼロ年代のテキストに求めるのはムリというものです。歴史家だから、そのあたり、分かるんですよね(笑)

李姉妹の中国語

そういうわけで、youtubeをときどき見ていた、李姉妹の本も見てます。この本は新しいので、『ときめきの上海』とは用途が異なります。

早稲田の過去問を見ると、
・基礎的な単語のピンイン(発音記号)を書かせる
・基礎的でない単語を含む文を和訳させる

という2つの大問があります。『ときめきの上海』は、効率のよい基礎のリカバリーと、ピンインまで覚えるための教材。『李姉妹の中国語』は、残された時間で、ピンインまで書けるようになるのは難しいので(アラフォーになったら新しいことは覚えられない!!)、単語を見たら意味が分かるようにしておく。目配りのための本です。

あ、李姉妹の聞き流しの基礎単語は、ピンインまで覚える目的で見ています。とてもいいので、おすすめです。

本来、中国語の学習はひと繋がりなので、
「見て意味が分かるが、発音が分からなくても構わない」
なんていう、中途半端なステータスは、あり得ないんですよ。でも、とりあえず大学院入試を突破することが大事なので、あえて意識して、「これはピンインまで書けるように、これは見て日本語に訳せれば可」というぐあいに、区別しながら学習をしてます。

10代の高校生のころよりは、恐らく頭は固くなっていますが(意外と自覚がないんですけどね)、周辺の知識や作戦については、当時よりも詳しくなっているので、積極的に取り込んで、最短で結果を出したいです。

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