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noteのネタ不足な友人へ/プロセス開示で頻度をあげる

佐藤ひろおです。夜なので、軽めに書きます。

本来は、noteの更新が滞りがちな、ある友人にあてた文ですが、皆さんにもシェアします。このように、友人への「私信」を自分のnoteにわざわざ載せていることも、これからするアドバイスの実践だったりするのです。
※ 後半で、分かるように種明かしします。

「あなた」の現状

あなたが書くnoteは、いつも完璧に近い。しっかり調べてある。有益な情報が含まれている。分かりやすく伝える工夫もある。
働きながらの勉強とnoteの更新は、並大抵ではないのでしょう。週1回の更新がやっとでしたね。それも、忙しさのためか滞り、半年が経ちますか。
「更新再開」の投稿があって、つぎの記事を待っていましたが、音沙汰がなく、数日が経ちました。 ※イヤミじゃないよ

毎日投稿しろとは言わないです。ひとによってペースというものがある。投稿頻度を上げること自体が、目的になってしまったら、自分が苦しいだけ。完璧なものを出そうという意識も、悪いものじゃない。

しかし、ウェブ上において、発信しない=存在しない。

少なくとも、アカウントを「アクティブ」な状態にして、年数をかけて育てていかないといけない。
リアルな知人とつながったFacebookと、切り放して運用するならば、ウェブ上での存在感というのは、投稿頻度と、投下した情報の総量で決まる。

今までのように、完璧さを保つならば、それは、書籍の無料公開と変わらない。これをコンスタントに続けることは、だれにだってムリでしょう。ハードルを上げすぎ。そりゃ更新が止まる。

「あなた」へのアドバイス

ウェブを使いこなすコツはね、
結果じゃなくて、プロセスを発信し続けること。

情報を発信するコストは、ほぼゼロ。
そして、だいたいのひとが、「なにか(嫌いじゃないものを)読みたくて、時間を持てあましている」状態。だったら、1本の記事が完成品になるまで秘蔵し熟成するのは、戦略ミス。

クオリティ「1000」の書籍を年に1つ出すよりも、クオリティ「1」の記事を、毎日出したほうがいい。 #結論

クオリティ1を365日積み上げても、365にしかならない。全然、1000に足りない。計算が合わないのは、知ってます。わざとそういう数字で設定したんですよ。ウェブというのは、接点の多さが大事だから。

受取手をプロセスに巻き込んで、身近に感じてもらえば、あわよくば、「ファン」になってくれるでしょう。「いいね」や「サポート」をくれることもあるでしょう。なにか発売したら、関心を持ってくれます。

すぐれた完成品ではなく、途中経過をポロポロと発信していけばいい。誤報はダメだけど、仕掛品やら所感やらを、小刻みに出していく。

小まめに更新するためのサンプル

ネタを探したが、見つからなかった。更新やめよう、、
じゃなくて!
こういう興味関心のもと、どこで、どんな方法でネタを探したが、うまくいかなかった。でも、こんなことを感じました、マル!

勉強したけれど、理解できなかった。更新やめよう、、
じゃなくて!
こういうことを知りたくて、この資料を、何時間くらい読んだ。キーワード××は拾えたが、このへんから後ろが分からなかった、マル!

書き始めたが、分かりやすくまとまらず。更新やめよう、、
じゃなくて!
ここまで書いたが、自分で何が言いたいか迷子になった。でも、途中まではいいこと言ってると思うんで、続きは後日、マル!

いくら更新頻度、発信の総量を上げましょうと言っても、noteのテーマとあまりに関係ない、日常のボヤキばっかりだと、ファンづくりに繋がらないので、それはダメだと思います。そのへんは区別がつくよね。

最後に種明かし=自己実践篇

以上のことは、LINEで打てばよかった。というか、いつも口頭でも言っている気がするけど、改めて伝えたいと思ったので、どうせアウトプットするなら、自分の記事にしちまえと。
これにより、ぼくの発信頻度・総量が増える。考えをより広く伝えられるかも知れない。だれかの役に立ったら、いいお裾分けだなと。

この記事が、「あなた」に読まれなくても、最悪、べつにいいやと思って書いてます(笑)

今回のnote指南も、まさにプロセスの開示です。2年後に、
「こういう友人がいて、発信の助言をしたら、ものすごく優れた発信者になりました」
っていう武勇伝を、立派な結果が出てから、やっとのことで電子書籍に書く……というのは、下策だと思うんだよね。結果じゃなくて、プロセスを小まめに発信する。これが行動原理です。ぼくの記事のネタにさせてもらいました。ごちそうさまでした。

2年後に、「あなた」が優れた発信者になったら、この記事にリンクを貼って、「この記事が参考になったみたいでー」と言及する。サクセス・ストーリーを電子書籍で出版するならば、この記事を切り貼りし、テキストを混ぜ込めば、執筆ラクラク。備忘録にもなって、なんてお得!!

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