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統合失調症になって良かったこと・悪かったこと

こんにちは、ヒロです。

今日は僕が統合失調症になって良かったことと悪かったことを書いてみます。
最後良かったことで終わった方が良いと思うので、先に悪かったことから!

①頭の回転が明らかに悪くなって、咄嗟の判断ができなくなったこと
→これ結構同病者さんも実感してる人多いと思いますが、僕は仕事では突発業務がとても苦手ですぐに判断しないといけないことや、上司からここどうなってるの?って問い詰められた時に返答ができずに固まってしまいます。

あとは、電話や人との会話もそうで、僕はいつも人と話すネタをスマホのメモ帳にメモっていたり、同僚や友達とお話する前に必ず事前に脳内で話すシミュレーションをしないと全然喋れないんです。

そして、自分の想定外の会話が起こると途端に返事ができなくなって「そうなんですね〜」みたいなことしか言えなくなります。

②外出した時に周りがすごく気になって常にキョロキョロしてしまう
→寛解した今でもこの症状はなくならなくて、駅のホームで電車を待ってる時とか後ろを人が通る時や、仕事中も同僚が動く気配がすると常にキョロキョロしてしまって周りからしたら落ち着かない人だなって思われてたと思います。

③他人のちょっとした言動に一喜一憂して疲れてしまう
→他人の本当に小さな言動に嫌われてしまったんだ・・とか余計なこと言っちゃったかな・・とか落ち込んでしまうことが時々あります。
悩んでる時ってこの世の終わりなんだ・・ってくらい悩むけど、その言動取られた人に後日普通に話しかけられたりすると途端に嫌われてなかったんだ〜!って思って安心するし、一気に不安な気持ちもなくなり明るく前向きになります。

そういう気分の上げ下げが激しい時があるので疲れることがよくあります><
悪かったことはこのくらいかな?

次に良かったことを書きますね!
①人に優しくなれたり、怒るって感情がなくなり性格が穏やかになった
→自分が散々被害妄想で人に嫌われることに敏感になったからか、他人にはできるだけ同じ気持ちになってほしくなくて人に対して優しくなったり、平和な性格になったと思っています。

②極々普通の生活を送れることが一番幸せなんだと気づけたこと
→朝起きてご飯食べて、仕事行って帰ってきて、お風呂入って寝て、休日はリフレッシュするっていうありきたりな生活が送れることが一番幸せなんだって気づけたことが僕は統合失調症になって一番良かったことだと思っています。

これ健常者でもなかなか気づけない人多そうですしね。
寛解するまで11年間それができなくて働けなかったり、生活リズムもぐちゃぐちゃだったので痛感しています。

③障害者手帳・障害者年金・自立支援制度に助けられた
→障害者を助けてくれる制度っていっぱいありますからね、僕はこの3つがなかったらここまで気持ちの余裕も生まれなかったし、仕事もできていなかったと思います。

中にはこれらの制度を利用することに抵抗のある方やご家族が居ると思いますが、本当に生活の助けになるので、積極的に利用した方が良いと思います。

こんな感じですかね。
僕は回復期に入るまで11年かかったけど、統合失調症になったことは今はもう後悔していないし、良かった人生経験だと思っています。

諦めさえしなければ絶対にそう思える日が来ると思うので、今辛い方も負けずに心と脳と身体をゆっくり休めてほしいなって思います。

それでは、昨日のパクユナさんの路上ライブは母親を連れて行ってあげたら、感動して泣いていて一緒に行ってあげて良かったなと思ったヒロでした。

また更新しまーす。

基本毎日更新で17年間の闘病のことや、4年で60キロのダイエットに成功した経験や、日常のことを書いていこうと思っているので、是非サポートお願いします♪