見出し画像

第4回読書会記録

第4回イロトリドリ読書会を開催しました。私を含め7名での開催でした。
 
今回は、リピーターの方が4名。それから私が今後の働き方を模索するにあたり、お世話になっている『楽読』スクールからインストラクターお2人が参加してくださいました。
 

『犬がいた季節』単行本と文庫本が!


紹介本
 
『指輪物語』J.R.R.トールキン
『ロード・オブ・ザ・リング』のタイトルで広く知られる映画の原作長編小説。
力を持った指輪の存在を軸に、ホビットやエルフ、トロル、人間等多彩な種族を巻き込んで展開する。『指輪物語』第6部のほかにも『ホビットの冒険』も有り。
 
『私たちの特別な一日』寺地はるな、町田そのこ 他
~冠婚葬祭アンソロジー~
葬儀という儀式といえば、悲しみに暮れる遺族や弔問客というイメージだが、悲しみに暮れるわけでもないドライな感情が湧いてしまう自分がいるのを文中に見つけ、私だけではなかったと安堵してしまう。
葬儀は突然やってくるのでそれぞれに思うことがある。
 
『犬がいた季節』伊吹有喜
1988年のある日、高校に迷い込んだ白い子犬。『コーシロー』と名付けられ生徒とともに学校生活を送る。世話をする生徒は、卒業していきまた新たな生徒が世話をしていく。昭和~平成~玲和と時代が変わりゆく背景にアムロちゃん等当時流れていた音楽が随所に出てきて懐かしく感じたりも。
 
『地平線を追いかけて満員電車を降りてみた』紀里谷和明
普段は小説以外ばかり読むなかで数少ない小説を持ってきた。映画監督の紀里谷和明さんが『この物語は実話をもとに創作したものであり、すべてが実践によって検証済みである』と表した1冊。対話形式の自己啓発小説。
 
『イルカ』よしもとばなな
30代のキミコは、妊娠をきっかけに結婚をすることは望まない。彼とはつながり続けていきたいけれど、妊娠を繋ぎとめる切り札にしないキミコ。男女の繋がりより、男を介した女(彼の彼女?)との親交もあり、不思議な感覚(?)
 
『毎日読みたい365日の広告コピー』WRITES PUBLICHING
広告コピーを1冊にした本。季節に合わせたコピー、『〇〇の日』に合わせたコピー、企業や商品のイメージを伝えるために考えられたコピー。365日にぴったりのコピーを厳選。手に取って、まずは自分の誕生日から開きがち(笑
 
『さいはての彼女』原田マハ
キャリアを積んできた女性がそれぞれに躓いてしまう30代。ふと思い立って一人旅に出るがそこで出会った彼女、彼は自由に自然に生きているがとても輝いている。仕事だけの人生を振り返ると、『私にとって仕事ってなんだろう?』と考えが改まる。
 
『マチネの終わりに』平野啓一郎
天才ギタリスト聡史とジャーナリスト洋子。40代の男女は相思相愛ながらもそれぞれに立場や環境もあり、簡単に結ばれるとはいかない。つかず離れずが長く感じてしまうかも(?)
 
『犬がいた季節』は、持ってこられた方が『おすすめした人』と『おすすめされた人』で今回ご一緒の参加だったので2冊被りました(笑
 
他にも村田紗耶香さんが、エッセイでは『案外普通な思考な持ち主』とか夏の予定は『ビアガーデン行きたい!』とか『筋トレしようかな』や『子供達とプール』との話が。
 
暑すぎて苦手な夏も近づいてきましたが、夏に読んだらきっといい気分になる!な本があればまた教えてください。貴重な時間を使ってくださり、ご参加ありがとうございました。
 


 
 
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?