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科学的にあなたの運を良くする方法(中編)

メンタリストdaigo氏の書かれた
「運は操れる 望みどおりの人生を実現する最強の法則」
chapter4   試行回数を増やす7つのテクニック
のエッセンス的な内容になります。

今回は、試行回数を増やす試みとして紹介されている

・「アズイフの法則」で幸運な人になりきる
・「ピグマリオン効果」で期待を現実の力に
・「プレ・パフォーマンス・ルーティン」を行う

・レジリエンスを高める
・「ビッグファイブ理論」を戦略的に活用する
・「恥さらしトレーニング」で対人不安を消す
・「運動日記」で運がよくなる

という7つの項目のうち、太字にした3つの項目を紹介していきます!


A 「アズイフの法則」で幸運な人になりきる

アズイフの法則
自分が、その状態であるかのように振る舞うことによって、その状態に自分を近づける、という法則。
(例えば、笑顔を作ることによって本当におかしい気持ちになるや
泣くことによって悲しい気分になる等)

この法則を用いて、幸運でなくてもまるで幸運であるかのように振る舞うことによって、自己効力感や自尊心を高め幸運な状態に近づいてくことができると筆者は書いています。
(ただ、アズイフの法則には、無理にその状態に近づこうとすると精神的に疲弊してしまうのでは、という反論があります。気持ち的が疲れている時に、この方法は使うのはお勧めしません)


B「ピグマリオン効果」で期待を現実の力に

ピグマリオン効果
人は期待されるとその気持ちに応える行動を取りやすくなるという効果
(例えば、上司に期待していると言われるとモチベーションが上がる等)

ピグマリオン効果は自分自身にもかけることができ、「自分を信じる」や「自分ならやれる」といった言葉を自分に投げかけたり紙に書いたりすることによって、自分の気持ちを高め行動力を上げるといったことが、運を上げるために試行回数を増やすための工夫として考えられます。

c「プレ・パフォーマンス・ルーティン」を行う

プレ・パフォーマンス・ルーティン
行動を起こす前に、決まった手順で一連の動作をすること。
(例えば、発表などの前に5分程深呼吸をする、不安なことを紙に書きだすなど)

事前にルーティンを行うことにより、強いプレッシャーがかかる場面でも、行動に対する不安よりも、その行動自体に意識を向けることによって、緊張が薄れ、自己をコントロールする力が高まるそうです。

結果的に、自信を持って行動することができ、良い結果が出やすくなる。
その成功体験が、行動を起こす心理的ハードルを下げ、更なる行動に導いていく
といった具合になります。

① 行動する前に、ルーティンを行う
② 良い結果が出る
③ 自信がつく
④ ①に戻る

の無限ループのような感じでしょうか。
②で良い結果が出ずに自信を無くしそうになった時は、次回で取りあげる、「レジリエンス」を上げる方法を試してみてもいいかもしれません。

大事なのは、行うルーティンそのものではなく、ルーティンを行うことで落ち着いて成果を出せたという成功体験の積み重ねです。
ルーティン自体は、自分がリラックスできる動作であれば、何でも良いそうです。


今回は、以上になります。

もっと説明して欲しい部分や間違っているところがあれば、コメントしていただけると嬉しいです!

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