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あなたの今を無理なく理想の状態に変えていく方法

あの人のように
なってみたいな。

こんな自分に
なりたい。

あんな仕事を
してみたい。

なりたい自分像は
いろいろ出てくるんだけれど、

なかなか
そんな自分に
なれませんよね。

心理学の世界では、
今の習慣や環境を
現状維持したいという心理
=ホメオスタシスが働くから、

人は変わりづらいのだと
よくいわれます。

そこを変えていくためには、
行動して新しい体感を得ること
で変化を促していくこと。

新しい体感を得ると
潜在意識も変わり始めますから、

さらに
行動に変化も生まれ、

新しい現実を
作り出していくことも
納得できることと思います。

僕はそこに
時間の流れを利用すれば
いいのではないか
思っています。

* * *

例えば
シェフになりたいと
思ったとします。

一番の近道は、
なりたいイメージに近い
レストランに働きにいくことですね。

全くの未経験で、
たとえ最初は皿洗いからでも、

その場の空気に触れ、
お店の人たちとともに行動することで
自然とあなたにもシェフの経験(体感)が
積み上がり、

現実的にシェフに
なっていくことができます。

次に、
「あんな人のようになりたい」
と思ったとします。

一番の近道は、
理想とする人の近くにいき、
いっしょに過ごす時間を
多くすることです。

ともに過ごしていくうちに、
理想とする人の思考や行動が
あなたにも影響を及ぼし、

次第にあなたも
理想とする人と同じような人に
なっていきます。

人が理想の状態に
変化していくためには、

理想とする状態を体感し、
それを当たり前のものとしていくこと
です。

しかし、
理想の環境に入ることが
できない場合、

または
理想とする人とともに
過ごすチャンスに恵まれず、

一人で変化させていく
必要のある場合は、
どうすればいいのでしょうか?

僕は、
今の自分を
未来の自分につなげておけばいい
と考えています。

時間は、
過去から未来へ流れるとともに、
未来から過去へという流れもあります。

車を運転していると、

前方に見えていた景色は、
車が進んでいくにつれ近づき、
やがて過ぎ去っていくような、

そんな流れ。

こうなりたいと描く未来の自分像と
今の自分をつなげておき、

未来の自分から今の自分へ
体感が流れてくるように
イメージします。

あなたのイメージの中で
理想状態の人物に
鮮明になりきることで、

未来のあなたの体感を
今の自分が感じることができます。

自信のある感じとか、
ゆとりのある
大らかな精神状態のように
心地よい体感もあれば、

勝負時の緊張感や
せっかく手に入れた望みのものを
再び失うのはイヤだという不安感も
時には感じられるかも
知れません。

未来の体感を
しっかりと得るためには、

あなたの理想の姿は
どのようなものかを
鮮明にしておくこと
です。

未来の理想の姿なんて
すぐに忘れますから、

しっかり鮮明に
紙に書いておくことです。

理想のイメージに近い写真があれば
それを貼っておくこともいいですね。

ここで
ひとつ注意点。

人は
一日の思考の95%は
前日と同じ思考をしている
ということが、
研究結果でわかっています。

すなわち、
何気なく過ごしていれば、

今の自分は
過去の自分と繋がるのが
人の習性だということ。

おそらくこれが
ホメオスタシスの正体
なのでしょう。

今の自分が
過去と繋がっていれば、

過去の状態を
続けたくなるのも
無理はありません。

そこで、
過去の自分と繋がっていると気づけば、
未来の自分につなげ直す。

これを習慣化することで、
今の自分は
あなたの理想とする
未来の自分へと
自然に変化していきます。

「ほらね」
「やっぱりね」

僕は
今と未来の自分を
つなげていくことで、

今の自分の状態や環境が
日々変化していっていることを
実感しています。

新しいおもちゃを
手に入れたような、
とても楽しい毎日。

* * *

まとめますよ。

①理想のあなたを
鮮明にイメージし、
忘れないように書き出す。

②①をもとに
理想のあなたの状態を
鮮明にイメージし、
未来のあなたを体感してみる。

③今のあなたが
過去に繋がっていると
気づくたびに、
未来に繋げ直す。

今の自分を
未来の自分につなぎ直していくだけで、
あなたの理想の状態は
自然と現実のものと
変化していきます。

ぜひ
あなたの創造を
楽しんでくださいね。


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