第一回「蝶の治」のすゝめ
いわゆる通常会の記念すべき第一回目。
元々最初にご連絡を差し上げた際、会を続けていくことになるとはちっとも思っておらず、何なら完全にノープランでした。
でも「できれば継続してやっていきたい」という蝶の治さんからのお話を伺った時から、自分の中で「続けていくんだ」という覚悟のスイッチが入ったような気がします。
「続けていくなら」
と考えた時
「一年ごとに何かしら目標地点があった方がいいんじゃないか」
そう思い、まずはコンセプトから考え始めました。
今考えるとそのコンセプトも漠然としていたな。
そのためか、この一年はやりながら方向性を見定めていくという綱渡り的な一年だったようにも感じています。
10年後、蝶の治さんのどんな姿を見たいだろうか。
逆算しながら今何をお客様に見てもらいたいだろうか。
そんなことを考えながら始めた【「蝶の治」のすゝめ】シリーズ。
このタイトル、お分かりのように「学問のすゝめ」からきています。
よく学び鍛錬しながら一歩一歩。
色んなことを試しながら、失敗したり修正したりを繰り返して、トライ&エラーで共にステップアップしていければと思っています。
そんな第一回目。
個人的な反省点は沢山ありましたが、何とか無事終えることができました。
宣言していた通りネタを変えて挑んだ蝶の治さんの二日間。
ネタ下ろし直後の「百川」、照明の演出を加えた「死神」、一日目のリベンジとして特別に二日目にも挑戦した「桑名船」などバラエティに富んだ演目を披露して下さいました。
「桂蝶の治ひろしま落語会」はまだまだ階段を登っている途中です。
一回一回を大事にしながら繋いでいきたいと思います。
公演概要
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