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配信をライブでやることの意味について改めて考えてみた

1月16日にコジマホールディングス西区民文化センタースタジオにて
配信のリハーサルが行われました。

そうなんです!
今回なんとライブ配信にチャレンジしています。

2台のカメラでお届けする予定

ライブ配信の醍醐味

私自身、これまでいくつものライブ配信を観てきました。
その中でも一番多いのはやっぱり音楽のライブ配信です。
その次が落語。
演劇のライブ配信はあまり確認はできていませんが
それでもいくつかは観ています。
演劇は録画の方が多いかもしれません。

音楽の場合、ライブ配信の醍醐味は自分も心はその場にいる
という想いを飛ばせること。
飛ばした想いは会場にいるファンのみんなが受け取って
自分の分まで盛り上がってくれる。
そしてSNSを通してそれを共有できる。

盛り上がりが落ち着いた頃に録画を観るのと違い
アーカイブであっても現場の熱気が冷めやらぬうちに観ることができる
というのが良いところだと思っています。
感想を分かち合える喜びはかけがえのないものですよね。

こちらはファンにとってはとても特別な意味を持った記念のライブ。
バンドの活動休止以降、多くのファンがこの時を待っていました。
配信のおかげで全国各地でこの瞬間に立ち会うことができたのです。
私もほんの少しだけプロモーションに関わらせていただきました。

時間と空間を共有すること

落語や演劇はまた楽しみ方が違うのかもしれませんが
音楽を楽しむ、物語を楽しむ、作品を楽しむだけではなく
特別な時間と空間を共有することに価値を感じている
からこそ
人は会場に足を運ぶのだと思うし
ライブにこだわるのだと思います。

それでも色々な事情でなかなか足を運べない方は沢山います。
どちらかと言えば私自身もそちら側の人間です。
そんな人間にとって少しでもその気分が味わえるのが配信なのです。
配信が当たり前になってから私の世界は広がりました。
ずっと観ることができなかったものを観ることができた
それはとても大きなことでした。

それまで遠くで起こっている出来事
自分とは関係のないところで行われている出来事だったものが
自分ごとになる。参加できる。
配信のおかげで広がった世界は計り知れません。

落語は演じる、ストーリーを伝えるという意味では演劇に近いのかなと
思う部分も多いのですが私は寧ろ音楽に近いと感じています。

落語を見ている時の感覚がライブを観ている時と似ているなと
いつの頃からか思うようになりました。

今日は何をやってくれるのかなとワクワクしながら待っていたり
聴きたいと思っていた曲や噺が始まって喜んだり。
あの曲前とアレンジ変わってたなとか
歌い方変わったな(いい意味で)と思うように
落語を聴きながら前と変えてきたな、前より良くなったなとか
人によって全然違って聴こえるなとかそういう楽しみ方もできる。
軽く楽しむこともじっくり聴き入ることもできる。
曲と曲の合間にMCが入るように、落語にはまくらがあって
決して会話をする訳ではないけどお客さんとの対話がある。
ライブ後のセットリストを確認するようにネタ帳を確認し
物販でCDなんて売っていたらそれを聴きながら帰ったりする。

思いつくままに書いてみましたが楽しみ方という角度から見てみると
とても似ているところが多い気がしませんか。
あくまで個人の感想ですが。

ということで
せっかくの一周年なんだし、記念なんだから
出来るだけ沢山の方とこの大切な時間を共有できたらいいな
と思い今回ライブ配信をすることに決めました。

スイッチャーで画面の切り替えもできます

何ごともまずは最初の一歩から

配信のノウハウはありませんでした。
やると決めてから色々調べて勉強を始めました。

まずはやってみる。
それから考える。
そんな無謀な私の挑戦にいつも付き合ってくれるスタッフのみんな
突飛な提案にも関わらず引き受けて下さる蝶の治さんには
感謝の気持ちでいっぱいです。

これを読んで下さっている方も
私達とこの記念の日を一緒に過ごしてみませんか。

頼もしいスタッフと万全のチェックを行ったので
映像も音もご満足いただけると思います。
もしご興味持っていただけたなら
こちらから配信チケットが購入できますので
まずは覗いてみて下さいね。

「桂蝶の治独演会~最初の一歩~」  
2024年2月2日(金) 18:00/18:30 
出演:桂蝶の治 ゲスト:神田松麻呂 開口一番:江島屋すけ丸
映像:すえたけタイキ
配信チケット
◉料金 ¥1,500(アーカイブ付き)
◉ZAIKO https://3013.zaiko.io/item/360011

手伝おうと思ったら「機材を一人で運べないようでは・・・」と
こんな感じで帰って行かれました。頭が下がります。

疑わずに最初の一段を登りなさい。階段のすべて見えなくてもいい。とにかく最初の一歩を踏み出すのです。

キング牧師(Martin Luther King, Jr.)


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