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引き算のトレーニング

 Aさんは35歳。有名私立大学を卒業して大手製薬会社に就職。もともとの人柄に加えて社内での立ち回りよく、出世街道を着実に歩んでいる。今や一千万円プレイヤーである。清潔感にあふれ見た目も良く、恋人とも順調だ。さぞかし素晴らしい暮らしをしているのだろうと羨ましがられるが、、、。
 実はギャンブルと名のつくものなんでも好きで、給料日前はベランダ菜園のキュウリで凌いでいる。塩もみしたキュウリは格別だが、一週間キュウリはさすがにしんどい。

 さて、ここからトレーニングの話です。笑
 みなさん筋トレをしたり、走り込んだり、さまざまなトレーニングをされていると思います。先週より重いものを挙げられた、速くなった、高く跳べた、自分の能力の向上はスポーツをする中での悦びでありモチベーションですよね。

 僕も海外のクラブに混ぜてトレーニングさせてもらったりしますが、そこで思うことがありました。スケートのトレーニングでは、ジムの筋トレや陸トレといったスケート靴を履かない「オフスケート」のトレーニングもかなりの割合で行います。世界チャンピオンもいるようなクラブで、階段の登り降りやランニングなどのオフスケートでは3番手4番手に入れるのですが、スケートを履くとだんだんと彼らから離れてしまいます。

 体力・筋力に天地ほどの差はないはずなのになんで?

 ここで冒頭のAさんに戻ります。
 どれだけ蓄えがあっても、それを浪費していたら無いのと同じということです。100ある体力を1周毎に1使うだけの選手と5使う選手では50周したときに戦える力は大きな差になります。

 以来、練習をするときには必ず無駄を減らすことを考えるようになりました。余計な動き、余計な筋肉は無くして行くこと。
 そのためには競技動作の基本を知る必要があります。改めて文献を読んだり、コーチに訊いたりして、今現在自分がトレーニングでやっていることはほとんど基本のおさらいになって来ています。

 スポーツを始めると
「あの強い選手がこういう動きをしていた。」
「本に新しいトレーニング方法が載っていた」
とどんどん付け足していきたくなりますが(そういう探究心ももちろん素敵ですが)、外ばかりではなく自分自身に目を向けて、自分の動きを見直すことも成長の大きな一助になるはずです。

 ところで僕はきゅうり好きです!95%が水分ですが、カリウムがたくさん(ナスの1.4倍だそうです。ナスがどうなのか知りませんが)利尿作用があり身体の熱を逃がしてくれます。暑さで夏バテ気味の人にはもってこいの食材ですね!




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インラインスケート日本代表の戸取です。(スピード競技/2007〜現在)。東京ドームのローラースケート施設で働きながら世界中のレースを回っています。国内外で見つけたこと、身に付けたこと、トレーニング方法などを書いていきます。

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