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#インラインスケート道具考
考25 BIGFOOT WHEEL by NSC
実はアメリカは、屋外よりもインドアのレースの方が盛んです。
意外かもしれませんが、スピードの200mの競技用トラックは全米で2つくらいしかありません。国内選手権もIDN(Indoor Nationals)とODN(Outdoor Nationals(トラックとロード))という括りになっていて、インドアの方がより盛り上がっています。ODNは主に世界選手権に出るような選手が選抜のために出る意味合
考23 Takino Bearing spacer
哀愁のパーツ インラインスケートはパーツの少ない用具です。細かく見てもブーツ、フレームボルト、フレーム、フレームシャフト、ウィール、ベアリング、ベアリングスペーサーの7項目だけで、これはどの種目でもほぼ変わりません。
競技をしていたり、だんだんと深みにハマっていくと道具の探求心とこだわりが出てきます。
「少し高いベアリングを使ったらスピードが出るかな?」
「良いブーツなら安定するかも?」
インラインスケート 125mmタイヤの選択
125mmタイヤはその大きさ故にローリング性能が強いので、実は110mm以下のタイヤよりもウレタンの性能差が大きくないように感じます。それでも、125mmの主戦場であるマラソンやロングライドになってくると小さな差が大きくなって来ます。
また110mm以下ではあまり違いがなかった素材や構造そのものへの工夫も各社出始めて来ています。
以下は僕が実際に履いた125mmタイヤのレビューです。
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考22 インラインスケートのウィール(タイヤ)の選び方と種類[スピード競技]
そんなに選択肢は多くないんですが、レースでどう選んだら良いのか、それぞれの特徴を見ていきます。
あの人にベストなウィール≠自分にベストなウィール
考えてみれば当たり前ですが、強い人が付けているからといってそれがベストな選択肢とは限りません。体重も骨格も違うし滑り方の癖も技術も違えば、ウィールから得られる性能も違ってきます。
どんなにオススメがあったとしても、結局は自分で履いてみるしかない
考20 Fierce bearing spacer
インラインスケートで使う部品は多くないけれど、なかなか気が回らない場所。スケーターの99%は、付属で付いてきたモノをそのまま使ってると思います。
ベアリングのスペーサー
それでもスピードスケーターの中には気にする人もいて、中でもスプリンターはこだわる人が多くなってきます。韓国ではその分野の発達が著しく、0.1mm刻みで何種類も揃ったセットもあります。
スペーサーの役割は、文字通りベア