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9月議会の一般質問の報告その2。「障害者支援施設『みのり園』の将来像について」

 9月議会の一般質問の報告、その2です。
 市内にある障害者支援施設「みのり園」の老朽化問題を取り上げました。

 市内の障害者にとっては「就労継続支援事業所」として重要な施設なのですよ。
 この施設ですが、昭和62年に竣工しているので、築33年になります。中を見せていただきましたが、水回りの劣化が見られます。

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 冷蔵庫のドレンの抜き場がなくて、トレイに貯めて捨てていました。

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 こういう状況と、現在の施設の使い方に差が出てきているのもあって質問することになりました。

Q:みのり園の老朽化が進んでいるが、建て替えなどの考えは。

A:老朽化が進んでいることは承知しているが、現在、建て替えに関して具体的な検討には至っていない。

Q:建て替えなどの将来像を明確にすべきでは。

A:みのり園は、本市の障がい者福祉における就労継続支援事業所として、長年にわたって重要な役割を果たしてきた施設であり、年々増加する障がい者福祉サービスの需要を鑑み、その必要性は今後ますます高まる。
 建て替えについては、財源の確保が避けられない。現行の制度上、社会福祉法人等に対しては国及び県からの補助金が見込めるが、自治体に対しては補助金がない。
 このような考え方も念頭に置きつつ、関係各所と調整を図り、みのり園の将来像について時期を捉えて取り組みたい。

 さすがに今すぐ、というわけではないのですが、改築の考えを持ってもらえたようです。

 また、この一般質問の後、市長がみのり園を電撃訪問したという話を聞きました。現状の把握をしたそうです。(それと後述する補正予算の件の確認)

 みのり園の指定管理者である「みのり会」との協議も進むことに期待しています。

 補正予算で「みのり園施設用備品購入費」として440万円計上されていました。備品として乾燥機や冷蔵庫などの機材を入れ替える予算でした。
 先の市長の訪問では、この辺の状況の確認もあったようです。

 とはいっても「市長が見に来た」ということで、施設の指定管理者は喜んでいましたよ。

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