見出し画像

#81 仕事のシナリオ作りこそ中間管理職の醍醐味

おはようこんばんは!サラリーマン中間管理職のひろぽんです。まだまだ寒い季節が続きますが、2月も熱く、熱く…お役に立つお話をお伝えしてまいります!!

↓ 第81回の話をラジオで聴く ↓

↓ 第81回の話を文章で読む ↓

今日のお話は、仕事においては常にゴールインに到達するまでに、どのような課題があり、それをどのように解決していくのかを考えるかという話です。

”スマートに仕事をこなす”って実は意外と地味に大変だと思っています。ただ、大変ですが、その分面白い、結果的にスマートに仕事が流れる様子を体感すると。。。私としてはやりがいを感じます。

では、その課題の先読みと言いましょうか。課題に気づき、どのように解決していくかの方法はある種場数でその精度が高まると思っています。

だからこそ、中間管理職の役割であり、その先読みにあわせて、部下にあれこれ指示して動いてもらう。。。そんな構図だと考えております。

つまりは…(題意につながり)

仕事を進める上でのシナリオ作りはとても大事

ということです。

具体例として、とある工事を進めること1つとっても

(ホテルなので)販売できない部屋が生じる→売り上げが減少する→工期をずらすか、工事の順番を変えるか、工法を変えるか、経理と相談して売り上げ予想を下方修正して決算予想を変更するか(そのまま工事を進めるか…)

もしくは

電気工事で停電が発生する→夜間にやるのか、日中にやるのか、事前に仕込んでおいて停電回避できるのか→やると決まった場合→時間は、範囲は、告知のリミットは????

など、いろいろ先読みをすると問題が出てくるのです。発生しうる課題と、その解決案を複数考えて、関係者を巻き込みませながら一丸となって進めていく…組織ならではチームワークというか、独りよがりでなく、できる限り多くの人を巻き込んでやる(わたしの負担を如何に軽くするか←これが大事)

などなど、スマートに仕事を進めることの裏には、これだけの課題を事前に解決しているからこそ成り立っているということです。

この先読みをして出てくる課題の解決は、先述のように場数であってこそ、いろいろな方法のほか、その仕事の重さなどがわかってきます。そうすると優先順位もわかり、どのようにこの課題に対してゴールまで導いていくか…

その一連の流れこそ「シナリオ作り」となる訳です。

ちなみに先ほどから”場数”と連呼しておりますが、その場数を私の経験ですと…もちろん失敗も含まれます。私では想像できなかった問題に直面し、周囲にそれこそ迷惑をかけながら、進めていったということです。また、上司とともに進めて「こうやって進めるんだ」という気付きやノウハウを盗みながら体得もしてきました。

そんなことを吸収して、より精度高い「シナリオ作り」ができていると思っています。

ですから、中間管理職の皆さんはこの「シナリオ作り」を構成して、実際の実務については、部下に振っていく…ということが組織として最も理想的だと思います。そして、その部下も業務を通して同様に「シナリオ作り」ができるように成長していく…これこそ、企業が存続するための人材づくりの1つだと考えております。

もう一つ大事なこと、自分自身でもノウハウとして効率よく、精度よく吸収するためには…

決してやっつけで仕事しない。

これでしょうか。いや‥‥やっつけでやるときもあるでしょう。やだやっつけでやった仕事は

記憶にも、経験にも身につかない。

だからこそ、やむにやまれずやっつけになりそうなときは、とっとと片づけて、できる限り自分の思いや、得意、強みを発揮できるように仕事への意識を変えて、取り組むことが、まずは大事であると。その土台(環境)が整備されないと、シナリオの精度が悪くなり、ゴールイメージとずれたり、結局、手戻りや、失敗が多くなる可能性があります。

だからこそ、仕事は楽しくやっていきたいものです。

困難な仕事は、躊躇しがちですが、組織として、また前回の話の報連相をしながら、途中途中で方向性を上司と確認しながらやっていけば、困難と思っている割には、結構スイスイことが進んでいくと思っています。

最初から「いやだなぁ」って気持ちで行わず「やってやるかー!」ってそれこそ”挑戦”に立ち向かうという意気込みで進めていくことが大事だと感じます。

「シナリオ作り」は仕事の進める上では根幹な部分、中間管理職の醍醐味でだと感じております。そんなスキルを遺憾なく発揮して、社会貢献していきたい今日この頃です。

次回もまた来てくださいね。

ひろぽん

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?