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#39 大局観を養え!責任感が強すぎる部下への指導方法とは?

おはようこんばんは。サラリーマン中間管理職のひろぽんです。1月もあっという間ですね・・・。2月は営業日が少ないので、集中して頑張っていきましょう。

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今回の話は、私の部下の話です。7月に私の元に来て、はや6ヶ月が経過しました。結構、自立自走するタイプのため、あれこれ手を出すよりヒントを出しながら、時々修正させていく・・・という感じでやっています。

今回の話は簡単いうと、修正させるのに「NG」と一言で言っても、本人はきっと納得しない(自信を持ってやっているので)、逆に「何が悪いんですか」と言われかねない性格のタイプの部下をどのようにして指導していくか。とその背景についてです。

部下は”主任”という立場です。彼が次の職位に上がるため(今後成長するため)の大きな壁は「大局観」の視点で物事を見て判断する事だと。

仕事でことを進めていくのは、結局は人と人とのつながり、調整や、情勢などいろいろな条件や環境が絡まり合って成立しています。全てのことがオートメーションではありません。意外とアナログ(私がアナログを解釈するのは、人の力が介する部分と定義しています)の部分が多いと思います。

計画通りに進めようとも進まないこともあります。忙しすぎて「失念」ということも無視できない。ビジネス上ではあってはならないこともかもしれないけど、人間なので、失念による損失(カバーできるか否かも含め)を意識して人って行動していると・・・少なくとも私はそう思っています。

だから、期日通りにいかないことも予測して、計画を組んだり、心配であればリマインドメールを出したり、時には直接電話をして言質を取ったり、大事になる前の”クッション”はいくらでもあります。

でも、私がこれまでの経験で「それはないなー」と思うことは

メールで一方的に約束を切って、期限通り相手が応えないことに激怒する。

このメール文化が浸透している中で”陥りやすい罠”だと思っています。

部下もこのタイプ。小さな会社でプレイングマネジャーの社長に対して「担当者を変えてください」とか書いちゃうし・・・。

自尊心傷つけてどうする!?

持ちつ持たれるの関係で、職務上優位の立場をこんな場面で振るうのは、使い方が違う(私から言わせれば”勿体無い”の一言に尽きます)我々が困ったときに助けを求めても「助けてくれない」可能性を大きくするだけだと思っています。

”自分で(勝手に)設定した”約束を履行できない相手に対して「NG」とする”器”が私に言わせれば「小さい」というか「未熟」という評価でしかありません。

大局的な見方を”器が大きい”と解釈するには、多少の語弊があるかもしれませんが、持ちつ持たれつの互いの利害があって成立している仕事において、職務上優位な関係のままで交渉を進めていくのは、全体の視点でいえば、どこかの場面で”不利”に陥る可能性も秘めている。ということを同時に認識する必要があるのです。

そういう状況にならないそうにマネジメントをする・・・それこそが別な意味で”職務上優位”であることを適切に活用するポイントであると思っています。

実は、私の周囲にこのマネジメントができる人が意外と少ないと思います。中には、私のようなやり方をすると「舐められる」という人がいます。私から言わせれば「舐める」「舐められる」という関係性にしか互いが発展していない自分自身の進め方に、気づいてほしいものです。

部下には、今後とうとうと説いて(指導)していきたいと思います。彼の性格ゆえ、大局観を見て判断していくことは、最初は大変だろうなぁ。と思っていますが、まだまだ若いので、頑張ってほしいと思っています。


来週もまた来てくださいね♪


ひろぽん


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