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#56 中間管理職の気持ちが抜けない社長はNG!

おはようこんばんは!サラリーマン中間管理職のひろぽんです。季節も6月になります。暑くなりはじめましたが、自分も持つ気持ちや心も”熱く”やっていくべく、今日も役立つお話をしたいと思います。

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↓ 第56回の話を文章で読む ↓

今回のお話は、私のいる会社の社長のお話(何度も登場している)です。この話の元となったエピソードは、私の直属の上司(副部長)のボヤきです。

難しい事柄、または重たい話で自分で扱えない(判断したくない)会社の課題が発生したときにいう時の一言が許せないと言っていました。それは・・・

「親会社に示しがつかないなー」
とか
「先代の社長たち(=親会社の人)に説明しないとダメなんじゃなの?」

など、特にプロパーの社員にはトップたる社長が、その親会社のご機嫌を伺いながら仕事する姿勢に

自分で判断し、決めることできないのか!

とかなり、深いため息をついていました。

つまり、表向きは会社の社長であるのに、保身なのか、何のか、時々繰り出す伝家の宝刀!?

親会社(=出向元)の中間管理職に成り下がる。

確かに私も所属としては、親会社の身分です。お給料もそこから出ています。でも、ことを進めていくためには、利害が対立することはあります。でも、先回りして(親会社がこう考えるから、こういう手を使おう)知恵を回すことはあっても

親会社に示しがつかないからやらない

とか・・・それこそ「あなたの感想ですよね!?」ということが実際にありまして・・・本当に反面教師になっています(笑)

社長というのは、経営のトップであり、多くの権限を有しています。社員の生活も握っていると言っても過言ないくらいです。

しかし、ことある度に親会社に確認したり、判断が揺らいだりしています。確かに資金面や、経営ノウハウなど、親会社の意向や恩恵は無視できないと思います。ただ、我々親会社からの出向組のミッションは

出向先の会社の収益向上と、経験の蓄積

これに尽きます。

収益向上の手段はたくさんあります。私が言うのはかなり偉そうですが(笑)もちろんコストカットは誰しも考える短期的な効果のある手段です。私の会社でも、業務の内製化や出勤人数の抑制など、その効果は出ていると思いますが、世の中は価格改定の嵐です。多くのものが値上げしまいます。総額にすればかなりのインパクトになります。

これでは収益がジリ貧です。次には収入を上げる方法を考えて言って、費用割合を下げていくことが肝要なのです。収入を上げるためには、会社とし”宿泊”という行為にいかに1円でも高くなっても気持ちよく、お金を支払ってもらう”作戦”を考えることです。

ブランド力アップ?面白いプランの創出?・・・フックを何にするか・・・コストカットの短期より時間と知恵を有することです。

だから、嫌がります。早く結果を出したい。(親会社にすぐに褒めれれたい)という気持ちが透けて見えてしまいます。

もちろん、私は今、そこまでも立場ではないので、正直、言いたい放題に言っている感は否定しませんが、ただ、そんな私からみて思うことは

「自分ならこうする」
「自分ならこう考える」

ということを常に考えることだと思います。

これが次につながる知恵になると思っています。

たまたま、取引先の中小の会社の社員のお話を聞いたことがあります。その時に言っていたのは

「社長の熱い想い、考え方に惹かれて入社した」

とうの社長も

「やる気、モチベーションを引き出すには、公平な評価と対価(=お給料)できちんと還元させないと」

と言っていた言葉は忘れられませんね。

私のように出向組の方でこのブログを読んでいる人もいるかもしれません。中間管理職としての学びは

出向元の立場と出向先の立場の2つの顔があるのは事実。でもミッションは出向先の利益優先に尽きます。出向先の利益向上で、出向先の利益を下げることはあるのでしょうか。その課題があるなら「やらない」ではなく、それを克服する手段を考える役目こそ、我々出向組の役目

と思っていやっています。

社長は経営者です。我々以上に中間管理職の気持ちが抜けない社長はNG!と思っています。

これから意識して、仕事をしていきたいと思います。

来週もまた来て下さね。

ひろぽん

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