仙台89ers:2022-23シーズン 第14節(12/28 Home Game vs北海道 at ゼビオアリーナ仙台)雑感
今節のプレビューはこちら。
◯試合前トピック
・WITH YOU #15
第12節で昨年に引き続き大けがにより長期間離脱を余儀なくされた渡辺翔太選手。渡辺本人の悔しさを慮る多くの仙台ファン・サポーターが心を痛め、渡辺のために何かできることはないのか?という機運が自然発生しておりました。そんな中、クラブから以下のリリースが。
MQさんの素敵なイラストはワタクシも拝見しておりまして、何かできないものかなあと思っていましたが、渡辺を勇気づけたい、励ましたいというファン・ブースターのたくさんの思いがMQさんやクラブを動かしこの企画が立ち上がったのは本当に嬉しいことです。ワタクシも元旦に一筆フラッグに寄せ書きして参りたいと思います!
◯Game(12/28 19:05 TO)仙台63北海道69
スターターはこちら。
今Gameを前にトーマスがコンディション不良でDNPのアナウンス。これまで得点という面で八面六臂の活躍をしてくれていましたが、さすがに疲労がたまってしまっていたか。トーマスのDNPに伴い、期待の特別指定の渡部がベンチ入りです。
さて今節は今季のB1残留をめぐって最後まで争うことになりそうな相手にHomeで負けられない闘いのはずでしたが・・・。
今Gameについては以下の藤田HCのコメントと表情が全てでしょう。ファイナルスコアだけ見るとあまり差がないように見えますが、先のHome大阪戦に勝るとも劣らない内容の酷さと言わざるを得ず、ワタクシも今Gameの内容についてコメントは致しません。Home Gameでこんな内容を見せたらダメですって本当に。
気になった選手:渡部
ベンチ入りして前半のうちに早速コートに投入されると仙台での初得点をゲット。積極的にゴールに向かう姿勢は大変好ましいものに見えます。秋田や広島での特別指定の時はそこまでプレイタイムはなかったようですが、柔らかいシュートタッチにはやはり非凡なものを感じます。まずはプレイタイムを少しでも多く得ることでBリーグの強度を体にしみこませてほしいですね。
◯最後に
トーマスがコンディション不良という事情があったにせよ、これだけオフェンス精度が悪くディフェンス強度が緩い内容では敗戦も当然。4Qに奇跡的な追い上げを見せたといっても、それまでの3Qが酷すぎたわけで、バスケットボールは40分でやる競技なのにそのうちの最後の10分だけ本気を出しても時すでに遅しです。特に今Gameはブースのシュートタッチも良くなかったところで、これまでいかに得点力という面でトーマスとブースに頼り切ってきていたかが白日の下にさらされた形です。
渡辺がケガで不在ということで、中に切り込んでいける、切り込んでいく日本人選手が岡田がアジャストできていない中では澤邊しかいないのも寂しい限り。その澤邊も状態は上がってきているようには見えるものの、得点力といった面ではまだまだ足りません。またここ数節好調な片岡も今Gameにおいてはチーム間の連携も非常に悪かったこともあって単発的なものに終始してしまいました。
これまで勝利を得たときのGameはディフェンスをしっかり遂行できていますし、オフェンスもパスがよく回り足も良く動い手いるのですが、これを2Game、3Gameと続けていけないとやはり勝ち星を伸ばすのは厳しいですし、メンタルセットも含めて継続できないのはなかなか改善の兆しを見せない仙台の課題。残された時間も刻一刻と少なくなっていきますから、自分たちの持ち味ややるべきことをしっかり見つめなおしてほしいものです。
次節は元旦、1/2にHomeで西地区首位を走る広島との対戦。正直11月の島根戦同様勝ち筋が見つかりませんが、やはり仙台としてはチームが同じベクトルで一つとなって戦うことで勝機を見出すしかありません。今節再び見せてしまった低調極まりない内容から切り替えてなんとか意地をみせてほしい、そう願うばかりです。
それではまた。
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