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夜のピクニック 好きなセリフ

・晴天というのは不思議なものだ。
こんなふうに、朝から雲一つない文句なしの晴天に恵まれていると、それが最初から当たり前のように思えて、すぐそのありがたみなど忘れてしまう。


・みんなで、夜歩く。たったそれだけのことなのにね。どうして、それだけのことが、こんなに特別なんだろうね。


・「女の子って、自分がちやほやされるのは、ほんの短い時間だって知ってるもん」
「もう戻れないんだったら、相手も一緒に落としてやりたいって思うんじゃないのかな」


・好きという気持ちには、どうやって区切りをつければいいのだろう。どんな状態になれば成功したと言えるのか。どうすれば満足できるのか。


・なぜ振り返った時には一瞬なのだろう。あの歳月が、本当に同じ一分一秒毎に、全て連続していたなんて、どうして信じられるのだろうか。


・何かが終わる。みんな終わる。
だけど、何かの終わりは、いつだって何かの始まりなのだ。


・「始まる前はもっと劇的なことがあるんじゃないかって思ってるんだけど、ただ歩いているだけだから何もないし、大部分は疲れてうんざりしてるのに、終わってみると楽しかったことしか覚えていない」


・「歩行祭の終わりと一緒に、ドラマも終わりだよ」
「でも、現実は、これからだもんなあ」

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