ジュビロ磐田2021シーズン振り返り①

唐突ですが、無事に(?)J2優勝、J1昇格を果たした2021シーズンを振り返りたいと思い、書き始めました。
ただ単純に試合の振り返りです。
戦術的なことはなにも書いてないです。

https://note.com/hiroooki23/n/nf14f382ac9b5
シーズン前にちょろっと書いたんですが、
三浦龍輝の活躍や、鈴木雄斗の補強の完璧さを当てていたので、ちょっとだけ優越感に浸ってます(笑)

開幕戦 vsFC琉球●0-1

まさかの開始早々の失点を最後まで守り切られ
開幕戦は黒星スタート。
サイドからのクロス対応というところは
前シーズンからのウィークポイントであり、そこを突かれた痛い形。
試合を通して、ずっと攻めていたが、
決定力に欠き、ゴールが遠い。
ベンチスタートだった新加入の大津、鈴木雄斗が
後半途中から入ると流れがさらに加速したのは
今後への期待を抱かせた。
この試合は惜しいシュートを幾度も放った
遠藤保仁の存在感が光った。

第2節 vs町田ゼルビア●1-3

まさかの黒星スタートからの今節はルキアンがスタメン復帰。
開始早々からの町田の前線からのプレスに苦しみ、
八田のミスから先制点を奪われる。
その後、大森ルキアンと繋ぎ、
最後は松本昌也がゴールを決め、同点に追いつく。
その後も追加点を狙うも、またしてもクロスから2失点。
ジュビロの3バックの両脇を突かれるシーンが目立った試合だった。
この試合はアディショナルタイムにあわや失点というシーンを
山本康裕のスライディングクリアで救ったのがハイライト。

第3節 vs水戸ホーリーホック○3-2

開幕2連敗を受けて、メンバーを変更してきたジュビロ。
今野、鈴木雄斗が最終ラインに入った。
試合開始早々、遠藤のコーナーを鈴木雄斗が合わせると
山田が胸で押し込み、待望の先制点。
その後は小川、山田のコンビで右サイドを起点にチャンスを作る。
すると、前半ロスタイムに小川のシュートのこぼれを
山田が押し込み、この試合2ゴール目。
後半にはルキアンのゴールで突き放し、見事勝利を掴む。
不安定な戦いの末掴んだ勝利だったが、
この勝利はチーム、サポーターともにここまでの悪い流れを
断ち切る安堵の勝利だったのは言うまでもない。
この試合は豊富な運動量と2ゴールでチームを勝利に導いた
山田大記の活躍が目立った。

第4節 vs京都サンガ○4-3

今シーズン最初の大一番は壮絶な打ち合いのシーソーゲームに。
前半は拮抗した展開だったものの、大森の優しいスルーパスを
山田が落ち着いて流し込み先制点。
後半京都の攻勢を受けて、攻め込まれる時間帯も増えたが、
松本昌也、小川大貴、大津のゴールで突き放すことに成功し、
連勝を飾る。
この試合は得点の取り方がすべて理想的に見えて、
クロスに対しての入り込み方など、
ゴンさんのコーチ就任効果が確かに感じられたシーンが多く、
今年のジュビロの戦い方を表現できた
最初のゲームであったように思える。
この試合はあの苦しい時間帯で素晴らしいスプリントから
ゴールを決めた小川大貴のお陰で取れた勝利
と言っても過言ではない。

第5節vsレノファ山口●1-2

前節までの勢いはどこかに消えてしまい、
前半20分までの2失点が重くのしかかり、
反撃もルキアンの1点に留まり、まさかの敗戦。今シーズン3敗目。
後半、小川航基や大津らフレッシュな選手を投入するも、
チャンスを生かしきれず、追加点を奪えないままタイムアップ。
今シーズンワーストの内容だったように思える。
この試合は左サイドで孤軍奮闘の働きを見せた
松本昌也の献身性が光った試合でした。

第6節 vsファジアーノ岡山○1-0

ここまでの試合の流れを断ち切るためか、GK三浦龍輝が初スタメン。
5試合で11失点していたこともあり、
前節までよりライン設定も低く、
まずは失点をしないところに重きを置いているように見えた。
そんな中で後半開始のルキアンのビューティフルゴールで
先制に成功する。
その後は岡山に攻め込まれるも、
三浦龍輝を中心に無失点に抑え込み、会心の勝利。
この試合は初スタメンながら、安定したプレーで
今シーズン初完封を収めた三浦龍輝が
もたらした勝利であるのは間違いない。

第7節 vs松本山雅FC○4-1

前半、相手に主導権を握られ攻め込まれるも、
ラッキーな形から得たPKをルキアンが決めて先制。
その後もサイドからの攻撃やセットプレーから得点を重ね、
4得点を奪い、2連勝を飾る。
特に4点目の伊藤のゴールは、自陣から相手のプレスを
交わして、ボールと人が連動し、相手を崩した。
チームが目指している形を体現できたかなり価値のある
ゴールだったように思う。
この試合は今シーズン初出場にもかかわらず、
安定した守備とセットプレーで山田のゴールをアシストした
中川創のプレーに今後の期待が見えた。

第8節 vsSC相模原○2-1

連勝の勢いそのままに試合開始早々からジュビロペースで動くと、
松本昌也の抜ききらない絶妙のタイミングのクロスから、
ルキアンのヘディングで先制。
その後同点に追いつかれるも、
後半大森のクロスをまたしてもルキアンで突き放す。
ゲーム内容的には良い内容ではなかったように思えるものの
しっかり勝ちきり、勝ち点3を積み上げたことができた。
この試合は2得点に絡む活躍を見せ、攻撃をドリブル、パスで
活性させた大森晃太郎の活躍が光った。

第9節 vs大宮アルディージャ○3-2

開始早々中野誠也にヤマハ凱旋ゴールを決められ出鼻をくじかれる。
しかし、松本のクロスから大津のヘディングですぐさま追いつく。
ルキアンと大津が2枚いるとターゲットが増えるので
フィジカル的に優位に立てるのは大きい。
後半追加点を奪えないでいると大宮に
低い位置から運ばれ、ゴールを奪われる。
それでも途中交代で入った藤川が推進力を見せる。
その藤川のミドルシュートはキーパーに阻まれるも、
そのこぼれ球を拾った松本のクロスをルキアンが決めて同点。
ルキアンはこれで5試合連続ゴール。
完全に勢いを取り戻したジュビロはまたしても
松本のクロスを山田大記がヘディングで決めて逆転。
松本昌也の3アシストの大活躍もあり、
見事逆転勝利を掴み、4連勝を達成。

第10節 vsモンテディオ山形●0-1

連勝の勢いそのままに山田、大森がゴールを狙うも
決定力に欠き、チャンスを逃していると、
不用意なパスミスを奪われ、先制点を奪われる。
その後も、鹿沼のヘディングは枠を逃し、
さらには藤川のシュートミスもあり、ゴールを奪えない。
ロスタイムには山田のクロスを小川航基が合わせるも
相手キーパーのビッグセーブで万事休す。
この試合はゴールが遠く、開幕戦以来の完封負け。
まぁ負ける時はこんなもんだろう。
途中から投入された小川航基は
ポストプレーやシュートで存在感を見せた。

第11節 vs栃木SC〇3-2

前節からメンバーを4人入れ替えて臨んだ。
この試合右サイドに入った松本昌也のクロスを山田が逸らし、
ルキアンが詰めて先制ゴール。
その後同点に追いつかれるも、中盤で鹿沼がボールを拾うと、
大森に繋ぎ、そこからスルーパスに
ルキアンが反応し勝ち越しゴール。
シンプルかつ速い攻撃で良い形からのゴールで
これでルキアンは11試合で9ゴール。
後半、バックラインの裏に出たボールを三浦が
クリアミスするとガラ空きのゴールに流し込まれ、同点に。
しかし、この嫌な流れを伊藤洋輝の右足ボレーで突き放し
値千金の勝ち越しゴール。
そしてそのまま逃げ切り勝利。
この試合ではフィジカル勝負してくる栃木に対し、
引け目をとらないディフェンスを見せた
森岡陸のポテンシャルが垣間見れた。

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