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本多式「四分の一天引き貯金法」

今日のおすすめの一冊は、井上裕之氏の『1日1分蓄財王・本多静六の金言』(さくら舎)です。その中から「朝から晩まで、何か仕事があること」という題でブログを書きました。

本書の中に『本多式「四分の一天引き貯金法」』という心に響く文章がありました。

《断然決意して実行に移ったのが、 本多式「四分の一天引き貯金法」である.....本多静六を蓄財王にした「4分の1天引き貯金法」》 (本多静六)

毎月、普通の生活をして、お金が残ったら貯金しようと思っても、それは難しいでしょう。なんとなくお金を貯める、という程度の気持ちではお金は余りません。 

本多先生は、どんな少額でもいいから収入が入ったら、その4分の1のお金を貯金して、残り4分の3のお金で生活することをすすめています。 本多先生は、4分の1天引き貯金を、覚悟を持って実行したことが、大きな資産を築く第一歩となりました。 

私も本多先生に学んで、積立貯金をしていました。利率などに強く興味があるわけではありませんが、一定のお金が貯まったら投資に回しています。 給料が入ったら、まずは貯金し、残った金額で生活する。

投資の種銭をつくるためにも、少ない所得で生活していく意識を持つことは大切だと思います。 小さな貯蓄でも長く行なうと大きな金額になります。それをなるべく安全な投資に回していくことは、将来の安心生活の確立に役立ちます。 

お金の戦略は、もっと稼ぐか、少ないお金で生活するかのどちらかです。まずは、 本多先生もやっていたように、収入の4分の3で生活してみてはいかがでしょうか。

◆本多静六博士は1866年に生まれ、11歳で父を失い、苦学して後に本多家の養子となり、東大農学部を卒業。ドイツへ留学し、帰朝後は東大助教授から教授になり、日本初の林学博士となる。

山林、土地、株などの売買で巨万の富を築いたが、自身は質素な生活を続け、退官を機に匿名でほぼすべての資産を教育や公共の関係機関に寄付したことでも知られている。

人は、「我慢する」という自分を律することが苦手だ。身を低くして、自らを律することはとても大事なこと。

本多式「四分の一天引き貯金法」に挑戦したい。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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