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人生はすべてが「シナリオ」どおり

今日のおすすめの一冊は、小林正観さんの『悟りは3秒あればいい』(大和書房)です。その中から「第三の生き方」という題でブログを書きました。

本書の中に『人生はすべてが「シナリオ」どおり』と言う心に響く文章がありました。

自分の人生が、すべて「シナリオ」どおりということを受け入れられたら、目の前に起こる現象に対して、「不平不満」「愚痴」「泣き言」「悪口」「文句」は出てこなくなるでしょう。

なぜなら、「私」が私の人生の「シナリオ」を書いてこの世に生まれてきたのですから、そのような出来事に遭うことも、このような病気になることも、すべて「私」の「シナリオ」どおりなのです。

その「シナリオ」を書いたのが、ほかの誰でもなく「私」なのですから、恨みつらみもなくなるはずです。「毎日がつらい、悲しい」「悩みだらけで苦しい」という人は、なぜ「私」はこのような「シナリオ」を書いてしまったのだろうと疑問に思うかもしれません。

「私」が私の人生の「シナリオ」を書くのだったら、毎日が幸せでたまらない人生を送れるように書いてくれれば良かったのに、なぜそう書かなかったのか。

応えは簡単です。「つらい」「悲しい」「むなしい」と思う“現象”は、宇宙にはどこにも存在していないからです。そうではなくて、「不幸」「悲劇」と決めつける“私”がいるだけだ、ということに気がつきなさい、というのが「魂のシナリオ」です。

「不幸」や「悲劇」という“現象”はどこにもありません。「不幸」や「悲劇」だと思う“私の心”があるだけなのです。私たちは、「不幸」や「悲劇」に耐えるためにこの世に生まれてきたわけではありません。

たとえ、どんなことが起きようとも、それを「不幸」「悲劇」「つらい」「悲しい」「苦しい」と思わずに、むしろそれを「幸せ」「喜び」「楽しい」「嬉しい」と“正しく”捉え直すこと、それこそが、今生で問われているらしいのです。

小林正観さんは、世の中に「イライラさせる人」はいないといいます。それは、自分が勝手にイライラしているだけで、相手のせいではないからです。確かに、同じことを言われても、他の人は全然イライラしないのに、自分だけはそれに強く反応してしまう、ということはあります。

その対応の仕方は二つあります。ひとつは「ボーッとする」ことで、もうひとつは、「感謝する」ことです。

ボーッとするとは、何を言われても「そうなんだよね」と言って受け入れ、ボーッとしてストレスを感じない体質になることです。感謝するとは、相手やその起きた現象に対して、何かいいところを見つけ、それに「感謝する」ということ。

「自分の人生のシナリオを書いたのは自分」と、腹の底から納得し、感謝多き人生でありたいと思います。

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