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実現するまでやり続ける

今日のおすすめの一冊は、星渉(ほしわたる)氏の『神メンタル「心が強い人」の人生は思い通り』(KADOKAWA)です。ブログも同名の「神メンタル」で書きました。

本書の最後にこんな素敵な文章がありました。

メンタルプログラムを変えることの効果は、一ヵ月で現れる人もいれば、3ヵ月で現れる人もいれば、半年後に現れる人もいます。それは、それぞれの人が実現したいことの規模にはよりますし、どれだけ真剣に自分のメンタルプログラムの書き換えを行ったかによっても左右されます。
ただ、どんな方法、どんな手段、どれくらいの頻度であなたがメンタルプログラムの書き換えに取り組んだとしても、あなた自身が手に入れたいことを実現するための方法は、つまるところ1つしかありません。それは「実現するまでやり続ける」ということです。実現するまでやり続けるのですから、失敗するわけがないのです。
世界的な人気を博している小説『ハリー・ポッター』シリーズは、全世界で4億5000万部発行され、映画の全世界興行収入は約8200億円ともいわれています。著者であるJ・K・ローリングスは、企画を持ち込んだ最初の10社からは出版を断られていました。そこで彼女があきらめていたら、『ハリー・ポッター』は生まれていなかったわけです。
現在のスターバックスを創業したハワード・シュルツも、創業時242の銀行に出資を断られています。あのウォルト・ディズニーですら、テーマパーク建設への出資を300社以上に断られています。今、スターバックスもディズニーランドも存在し、世界的な企業となっているのはなぜでしょうか?
答えはとてもシンプルです。実現するまでやり続けたから。しかし、ただ単純に行動し続ければいいのかというと、そうではありません。「努力は裏切る」ということを私たちは理解しなければならないのです。どんなに努力をしても、上手くいかない方法で努力を重ねては「上手くいかない方法が上手くなるだけ」なのです。

論語の中に「無倦(むけん)」という言葉があります。倦(う)むことなかれ、ということです。孔子の弟子の子路が「政治の要諦は何ですか」と孔子に問いました。すると孔子は「無倦」と言ったのです。あまりに簡単な答えなので、子路がなおも食い下がって聞くと、孔子は「途中でいやにならずに、ずっと続けることだ」と言いました。

あの松下幸之助さんも、『失敗したところでやめてしまうから失敗になる。 成功するところまで続ければ、それは成功になる』と言っています。実現するまでやり続けること、ホントに大事だと思います。

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