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人をひきつける魅力とは

今日のおすすめの一冊は、清水克衛氏の『まず、人を喜ばせてみよう』(プレジデント社)です。その中から「アウトプットのためにインプットしよう」という題でブログを書きました。

同書の中から「人をひきつける魅力」についてこんな文章がありました。

「あの女優さんって、キラキラしてて、すごいオーラがある。魅力的だよね」 なんてことよく言いますよね。 そういう、人をひきつける魅力っていうのは、どうしたら身につけることができるんでしょう? その方法は、ズバリ… 「人を喜ばせること」 たったこれだけなんです。
ちょっとその仕組みってのをご説明しましょう。 人間は誰しも「良心」を持っています。 これがとってもよくできていて、「人を喜ばせたら、自分もうれしい」っていう仕組みになっているんですね。 で、この良心の方向にしたがって、どんどんどんどん人を喜ばせるんです。
家族、友達、会社の上司、同僚、恋人…、そうすると自分もうれしいですから、心がだんだん豊かになってきますね。 心が豊かになると、どんどん人は輝いていきます。 すると、人を喜ばせた数がたまってたまって、ある時それがふわっと外側にあふれ出す、そのあふれ出た輝きが、人をひきつけるオーラになるという訳なんです。
俳優さんや、コメディアン、スポーツ選手の方々は、テレビなんかをとおしてたくさんの人を喜ばせているでしょう? だから、オーラがすごいって言われるんですよね。 でも、ふつうの人も同じです。 周りの人をどんどん喜ばせる生き方をしましょう。 あなたの良心が喜んで、どんどん輝きが増してきますよ。
でも、こんなお話をすると、「人を喜ばせる」なんて、むずかしくてできない、どうやったら人を喜ばせられるかわからない方が、なぜか続出しちゃうんですね(笑)。 人を喜ばせるのって、とっても簡単なんですよ。 そんなこと、本にわざわざ書かなくってもいいって言うくらい、当たり前のことばっかり。
たとえば「いつもニコニコしていること」。 たったそれだけのことでも、本当にそれができている人は、それだけで、とっても魅力的でしょう? 皆さんはね、もっともっと本気で「モテる人」になりましょうよ。
商人っていうのは、同じお客さんに、何度も何度も足を運んでいただくために、どんどん「人を喜ばせる」知恵をしぼっていくんです。 これが「あきんど感覚」なんですね。 「まず先に人を喜ばす」 あきんど感覚で一番大事なポイントっていうのは、この「まず先に」、これなんです。 タネまきと一緒ですよね。 自分から先に「喜び」を配ること。
なのに、タネもまかないうちから「収穫しよう」ってことばかりに気をとられてしまうサラリーマンの人ってけっこう多いんですよ。 逆なんですよね。

「『人を喜ばせる』って、言っていることは間違ってないし、すばらしいことだと思う、だけど、それを実行するって難しいんだよね、忙しいし、そんな余裕ないし」と言う人がいます。 否定から入る、はなから、やる気のない人です。

「すばらしい」とか「いいな」と思ったら、小さなことでもいいからまず行動すること、これしか自分を変えていく方法はありません。 「人を喜ばせる」方法はいくつもあります。

たとえば…「やさしい笑顔とまなざし」「あたたかい言葉、思いやりあふれた言葉、感謝の言葉」 「車で道を先にゆずること、先にゆずってもらったらお礼を言うこと」「まわりのゴミを拾ったり、掃除をしてきれいにすること」「電車やバスで席をゆずること」「人がいやがることをすすんでやること」 「思いやりの心や人の痛みを感じ取れるやさしい心をもつこと」「ともに喜びともに悲しむことのできるあたたかな心をもつこと」

喜びのタネをまけば、いつかそれが実り、キラキラと輝く人になれるはずです。

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