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否定するなら代替案を出せ!

今日のおすすめの一冊は、斎藤一人さんの『斎藤一人 俺の人生』(マキノ出版)です。その中から「大切なのは、楽しい気分でいること」という題でブログを書きました。

本書の中に「否定するなら代替案を出せ!」という心に響く文章がありました。

よく、会社の企画会議なんかで「これは売れるぞ」と思って発表すると、ちゃんと数字を見たのかとか、こういう理由で売れないってことをあれこれ言う人がいるでしょ。 

私が本を出すときも、やっぱり売れない理由を言ってくる人がいるんだよね。 そうすると、私はこう返すんです。 「売れない方法を知ってるんだったら、売れる方法もわかるよね?」 そうすると、たいてい相手は黙ります(笑)。 

これじゃダメだって言うんだったら、もっといい意見があるんだよねって。 私の意見を否定するんだったら、もっといい意見がなきゃ。 まさか代替案もないのに、人の意見だけ否定してるわけじゃないよなって。 否定するのはいいけど、だったらコレやったほうがいいよって代替案を出すのが愛だよ。

 あのね、ダメなことを話し合ったって、1円にもならないんです。 1つも余分に売れないんだよ。 わかるかい。 子どもからおもちゃ取り上げるんだったら、代わりにもっといいものあげないとね。 代わりも出さないで否定するのはおかしいんです。 

だって、私はこれを最高だと思って売り出そうとしてるの。 それを否定するんだったら、こうやると売れるよっていう改善案がなきゃ。 それを出してくれれば、私だって納得するよ。 

嫌われる人っていうのはね、人の意見をつぶすけど、代替案を出さないからなんです。 だけど、会社の上司に「じゃあ、代替案を出してくれますか?」とか言いづらい。 そういう場合は、自分が社長になっちゃうしかないよね。 自分が社長を目指して、いちばん偉くなればいいんです。 

◆人の意見をつぶすだけつぶして、自分では全く意見を出さない人がいる。 まさに、人の足を引っ張って、現状維持の姿勢を貫く人だ。 現状維持の姿勢の人は、どんどん退歩してしまう。 なぜなら自分が変わらないでじっとしている間に、時代やまわりがどんどん変化してしまうからだ。 

自分では組織や会社を守るために、厳しい意見を言っているように思っているのかもしれないが、行動としては、現状を維持し、変化しないために動いている。 代替案を出さないで、人の意見を潰すだけの人には、未来は感じられない。 だから、嫌われる。 

代替案なしの批判や批評は誰でもできる。 言いっぱなしでいいからだ。 しかし、代替案は、つねに主体的に動いている人でなければ持つことはできない。 そして、人のせいにするクセのある人は、責任をとらない、当事者意識のない人。 

人の意見を批判だけするのではなく、どんなときも、代替案を出せる人でありたい。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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