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その人の行いを見よ

今日のおすすめの一冊は、大愚元勝(たいぐげんしょう)氏の『和尚が伝える ブッダの言葉』(大洋図書)です。その中から「執着から苦しみが生まれる」という題でブログを書きました。

本書の中に「その人の行いを見よ」という心に響く文章がありました。

【ブッダの言葉】
うるわしく、あでやかに咲く花でも、香りがないものがあるように、善く説かれた言葉でも、それを実行しない人には実りがない。(ウダーナヴァルガ1866) 

《言葉や所有物ではなく行動がすべて》
ブッダは「言葉ではなく、その人の行いを見よ」と何度も説いています。口では何とでも言えますが、実際にその人が何をしたか、行動を見ることによって、その人が尊敬や信用に値する人かどうかわかります。

その人の地位や肩書き、どんな車や家を所有しているか、どんな身なりをしているかではなく、善き行為こそが人から信用されるものです。そのため、とにかく行動を起こすことが大事です。

「こうなったらいい」と口で言うだけで何も行動しないなら、幸せからどんどん遠ざかります。 仏教というのは「悪しきことをやめ、 善きことをなし、心を清らかに保つ」という教えです。 

《周りから「口だけの人」と呆れられないようにしましょう》

◆我々は、とかく人を見るとき、その人の外見や、肩書、社会的地位、資産、で判断してしまいがちだ。しかし、どんなに口では格好いいことを言っても、それに行動が伴っていなかったら人からは信用されない。反対に、あまり口数が少なくても、行動が立派ならいつか必ず人から評価される。

「地球は行動の星」と言ったのは斎藤一人さん。

「人を見るなら、その行動を見よ」

自分の生きざまを、具体的行動で示せるような人でありたい。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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