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未来を明るく考える人

今日のおすすめの一冊は、バラエティプロデューサー、角田陽一郎氏の『天才になる方法』(大和出版)です。その中から「天才、明石家さんまさんの言葉」という題でブログを書きました。
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「未来をいたずらに心配しない」ということで、植西聰氏のこんな話を思い出しました。

《ついに起こらなかった害悪のために、われわれはいかに多くの時間を費やしたことか。》(第3代アメリカ大統領、トーマス・ジェファーソン) アメリカ合衆国の独立に貢献し、建国の父と讃えられるジェファーソンの言葉の意味を物語る好例として、古くから伝わる民話を紹介しましょう。
ある村で暮らす人たちが、村祭りを楽しみにしていました。 すると、そこへ一人の占い師がやってきて、「この村には間もなくして大きなクマが現れるから気をつけなさい」と告げました。 それを聞いた村人たちは恐れおののき、村祭りを中止してしまいました。 しかし、結局、いつまでたっても、クマは現れませんでした。
しばらくして、例の占い師がやってきて、今度はこう告げました。 「間もなくして戦争が起こる。この村は兵士たちによって荒らされる」 その話を聞いた村人たちは恐れおののき、村を捨てて逃亡してしまいました。 しかし、結局、いつまでたっても、戦争は起きなかったのです。
この話は、占い師の言葉に惑わされる村人たちの愚かさを指摘すると同時に、取り越し苦労することの愚かさも説いています。 トラブルやアクシデントが起きた時のことを想定して、ある程度の心配や用心をするのに越したことはありません。 しかし、起こるか起こらないかわからないことを勝手に想像して思い悩むのは時間の無駄だし、何よりも不安感が強くなって人生がつまらないものになってしまいます。 未来をあれこれと心配することなく、今という瞬間を楽しく過ごしたほうが、より快適な人生を送れるでしょう。(勇気がもてる 運命の言葉/成美堂出版)

「未来はよくなるに決まっている」と思う人は、前向きで明るくて行動的になれます。しかし「未来は悪くなる」と思っている人は暗っぽくて行動しないし文句が多い人がほとんどです。行動しない言い訳に使っている人が多いのも事実です。

未来を明るく考える人は、いくつになっても勉強します。そして、新しいことにチャレンジし、好奇心旺盛で、冒険的で、いつもワクワクしています。そして、老いません。しかし、未来を悲観的に考えている人は、未来に対して興味を持てません。だから、新しいことへの挑戦もしないし、勉強もしません。

いくつになっても、未来を明るく考える人でありたいものです。

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