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楽しい予言は人間を元気にする

今日のおすすめの一冊は、小林正観さんの『宇宙を味方にする方程式』(致知出版社)です。その中から「笑いとは肯定」という題でブログを書きました。

本書の中に「楽しい予言は人間を元気にする」という心に響く一節がありました。

皆さんが、もしどこかの霊媒師や霊能師という人から「○○をし ないと何年後に死ぬ」とか「大病する」とか「交通事故に遭うぞ」 というような楽しくない予言を受けたら、その瞬間にニッと笑ってお金を払わないで帰ってきてください。その人には当てる能力は全くないということを今ここでお教えしておきます。
なぜか? それはこういうことです。たとえば「五百万払ってお 祓いをしないと交通事故に遭うぞ」と、ある占い師が言ったとすると、その瞬間からこの占い師は自分の信用のために「この人が交通事故に遭ってほしい」と祈り始めています。
このように、悪しき予言をし、さらに自分の信用のために悪しき予言が実現してほしいと思い始めた瞬間、その人は自分では気がついていないけれども悪魔に魂を売ってしまっているのです。 この「本人には気がついていない」というところが重要です。その人は気づかないまま悪魔によって魂を上手にコントロールされてしまっている。
そのため聖なる側の正しい情報を絶対に取れなくなっている。だから、悪い予言は100%当たらないし、100%信じなくてよろしいということになるわけです。繰り返しますが、自分が聞いて楽しくない予言だったら、それに対して関心を示す必要は全くない。100%当たらないのだ、ということをここで申し上げておきます。
「それとは逆に、自分が聞いて楽しくて仕方がない、心が踊り細胞が活性化するような予言をしてくれる人がいたら、その人の予言は 聞いたほうがいいでしょう。その人は元気になるような予言をしてくれたのだから、聖なる側にいる可能性が高いのです。
では、これから私が皆さんを聖なる側の人にしてさしあげますね。 お友達でも誰でも構いません。その人と握手をしながら、にっこり笑って「今度あなたとお会いするとき、あなたは若くてきれいになっていますよ」という予言をしてください。
「そういう予言をしたら、「自分の信用のためにそれが実現しても らわなくてはいけない」というふうに、あなたは祈り始めます。このような良い予言が実現しますようにと祈るというのは、あなたが聖なる側の一人になったということなのです。 この予言の練習をしてみるとちょっとわかると思うのですが、自分の近くにいる人で、そういうふうに楽しいことを言ってくれる人がいたら自分が元気になるでしょう。
要するに、嫌な予言ではなくて、楽しい予言をしてくれる人は、良い友人であるということです。 そういう基準で友人を選んでいって、自分もそういうふうに選ばれるように、自分の口から発する言葉をちゃんとコントロールしていくと、あなたはどんどん元気になっていきます。友達はそういう ふうに選ぶものなのですよ。

良き友人、よき仲間は一緒にいて楽しい人です。それは、心躍るような楽しい予言をしてくれる人でもあります。未来のことは本当は誰にもわかりません。だとしたら、「絶対に大丈夫」「必ずよくなる」「一寸先は光だ」「明るい未来が必ずやってくる」などという予言をしたほうが、みんなの心が明るくなります。

そんな楽しいことを言い合える素敵な仲間と、多くの時間をすごしたいものです。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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