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悪口を言われたら

今日のおすすめの一冊は、斎藤一人さんの『絶対、よくなる!』(PHP)です。その中から「小さな努力の積み重ね」という題でブログを書きました。

本書の中に「悪口を言われたら」という心に響く一節がありました。

人間関係の問題は、いろいろあるんですけれど、「これだけ覚えておけばいいですよ」というものがあるんです。これだけ覚えておけば、いろいろな問題があるなかの8割は大丈夫。解決するんです。
この世の中には"嫌なヤツ"っているでしょう?イヤミを言ったり、いばったりする"嫌なヤツ"がどこに行ってもいるんですけれど、それをやめさせようとしちゃいけないんです。「復讐するは我にあり」じゃないけれど、復讐は人間がすることではないのです。
悪いことをした人には必ず、悪い報いがくる。だから、ことのなりゆきは、天の神さまにお任せするんです。そして…ここが大事なところですよ、いいですか。「やられたらやり返せ!」って、その"嫌なヤツ"の悪口を言っていると、今度は言った人に悪い報いがきてしまうんです。
自分の畑にピーマンをまいたからピーマンがなる。自分の畑に、自分で麦をまけば、麦がなる。そして、自分がまいたものを、自分が刈り取るんです。隣の人が唐辛子をまいていても、唐辛子を収穫するのは隣の人であって、あなたではありません。それと同じで、あなたがイヤミなことを言われた場合、悪いことが起きるのは、あなたではありません。あなたにイヤミなことを言った、その人間です。
つまり、放っておいても、勝手に相手は痛い目をみるようになっているのです。それを、あなたがもし「イヤミを言われて嫌な想いをさせられたんだから、こっちも、あの人にイヤミをお返ししてやるんだ」という気持ちでいると、あなたから、"居心地のよくない"ムード(波動)が出てきます。
それではあなたに、人も、運も、お金も、近寄ってきてくれません。それどころか、自分が望まない、嫌なことを招き寄せてしまうんですよ。だから、復讐しようとしちゃいけないのです。復讐はあなたの仕事ではありません。
また、誰かに悪口を言われたとき、相手が私の悪口を言っていること自体が、私の勝ちだ、って私は思っているんです。私は相手の悪口を一回も言わないから、私の勝ちだ、って。
最初のうちは、相手の言っていることを信じる人がいるかもわかりません。万に一つ、そうだったとしても、長く言っているうちに、人の悪口を言っている人は、段々、周囲から信用がなくなってくる。だから、相手が悪口を言い出したら、私の勝ちなんです。
悪口は言ったほうが負け。長く言えば、大負けです。ですから、「あの人があなたの悪口を言っているよ」と言われたときは、たった一言、こう言うのです。「他人(ひと)が何を言うかは、どうしようもないんです。この世でできるのは自分が言わないことだけなんです」

ちょっとしたイヤミを言われたら、言われたほうもイヤミを言い返す、などというシーンはよくあります。しかし、それを続けたら、自分も相手と同列になってしまいます。自分が、魂的な部分で相手より上だと思うなら、悪口もイヤミも、言ってはいけないということです。

「悪口を言われても、自分が言わない」ということは、神さまからの試験です。もし、悪口を言ってしまったら、何度でも同じ試験がやってきます。悪口は言ったほうが負け、と心に深く刻みたいと思います。

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