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神社に参拝すると、いいことを引き寄せる

今日のおすすめの一冊は、八木龍平氏の『超直感力』(KADOKAWA)です。その中から「共感力と直観力」という題でブログを書きました。

八木龍平氏は本書の中で「神社に参拝する」ことについて、こう述べています。

岩崎弥太郎は、東京の御茶ノ水近くにある神田明神と、偶然のご縁を結んでいます。ある土佐藩士の従者として江戸へ遊学した際、藩主未亡人の病気平癒を祈るために、藩主の奥方から頼まれ、その土佐藩士と共に神田明神に代理参拝していたのです。それだけだと「で?」とツッコまれるでしょうけど、明治7年になって岩崎弥太郎と弟で三菱2代目総帥の岩崎弥之助は、神田明神そばに自身の邸宅と三菱の本社を構え、大きく拡大しました。
その場所は、もともと岩崎兄弟の後ろ盾で、幕末に土佐藩の実権をにぎった後藤象二郎が邸宅を構えた場所で、一部を岩崎兄弟に与えたのです。岩崎兄弟はまさに「神社に呼ばれた」事例ですね。神田明神はもともと大手町の心霊スポット「将門塚」にありました。平将門の首をお祀りするお墓のような場所です。
将門塚に隣接する「丸の内」は、明治23年、陸軍から三菱に払い下げられます。三菱においしい話だったわけではなく、当時の丸の内はさびれた場所で、相場よりもずっと高額で引き取ったのです。皇居そばなので、歓楽街になっては困るなどの制約もありました。しかし、その後の大規模な再開発や東京駅の完成により、日本を代表するオフィス街に成長しました。想像たくましいかもしれませんが、神様からの「お役目」を大いに果たせる岩崎兄弟が、神田明神の神様に選ばれたのだと僕は思います。
現役の方だと、日本電産の創業者で現在も代表取締役会長(CEO)の永守重信氏は、京都市左京区の九頭竜大社に、初詣だけでなく毎月欠かさず参拝しているそうです。それも2011年時点で、43年続けているとのこと。永守氏といえば、日本経済新聞実施の「平成の名経営者」ランキング第1位、日経ビジネス発表の「社長が選ぶベスト社長」ランキング1位と、平成を代表する経営者です。
永守氏のように毎月神社に参拝するようになってから業績が向上した社長は僕の知人にもおり、彼は30代で年商5億円を達成しています。

「神社に参拝すると、いいことを引き寄せる」というのはよく聞く話です。つまり、アンテナが神社に立っている人ということです。赤ちゃんが生まれれば、道路を歩いていてもやたらと赤ちゃんが目につくようになります。それは赤ちゃんにアンテナが立っているからです。

神社にアンテナが立つとどうなるかというと、神社のことがやたらと気になるようになります。そして定期的に神社に参拝するようになります。人もそうですが、こちらが好意を持てば、相手も好意を持ってくれます(ストーカーは別ですよ)。返報性の法則といいます。返報性の法則とは、相手から受けた好意などに対し「お返し」をしたいと感じる心理のことです。

つまり、神様もお返しをしたいと思ってくれるかも、ということです(笑)。まあ仮に、お返しがなかったとしても、神社に行くとその清浄な雰囲気で心が穏やかになります。また、自分の罪穢れを意識することで、行くたびにその罪穢れを祓うことができます。つまり、運を呼び寄せやすくなるのです。神社参拝、大事ですね。

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