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努力を怠るな!

今日のおすすめの一冊は、堀江貴文氏の『やりきる力』(Gakken)です。その中から「動き回れ!」という題でブログを書きました。

本書の中に「努力を怠るな!」というグッとくる一文があったのでシェアします。

「堀江さん。僕は〇〇というプロジェクトをやりたい。でもやり方がわかりません。どうしたらいいでしょう?」そんな質問が多いと、これまでの著書でも何度か述べてきた。情報が手に入らない時代は、欲しい情報をどうやって手に入れるかが悩みの種だった。その後、情報がいくらでも手に入る時代になると、情報をどう使いこなせばいいのかわからないという悩みが出てくる。本当に悩みとは尽きないものだと思う。
ネットで検索すれば、やり方なんてものはいくらでも出てくるのに、どうして調べないのだろう?ビジネスプロジェクトの立ち上げ方はもちろん、ギターの弾き方、ゴルフの上達方法、ナンパの成功法…、何だって知ろうと思えば、スマホで情報を手に入れられる。もしかしてネットでの検索の仕方がわかりません、というのだろうか?
だとしたら、僕に質問してくる以前の問題なのだが…。それはさておき、フリーの情報は、いくらでも増えているのに、「やり方迷子」になっている人は、いつまでも減らないというのが素直な感想だ。一刀両断するわけではないが、やり方迷子には、こう言うしかない。「やり方なんて、実際にはないのだ!」と。
すべての行動や挑戦は、結局のところ、トライアンドエラーだ。思いつく限りのことを、失敗も“込み”で、次々とやってみるしかない。どうせ最初から、上手くいくわけがないのだ。そのように腹を括って、手ごわいエラーを正面から受け止めよう。エラーは必ず改善できる。そしてまたトライする。辛抱強く繰り返しているうちに、いつの間にか、やりたいことが理想の状態に近づいている。
僕もビジネスのアイデアを次々に試した。何度も失敗して、上手くいくものだけを残し、トライを続けた。そしていくつかの事業が、当たったのだ。やり方とかセンスとかは関係ない!運も、ほとんど関係ない。もし「運が向いてくる」状態がつくれるとしたら、トライアンドエラーをやり切った末のことだ。
こんなひねりのないことを、わざわざ言いたくないのだけれど、みんな上手いやり方とかコツがどこかにあるという「幻想」を信じすぎている。どんな成功者であっても、誰でもできることしかやっていない。ただ、努力!泥くさく、努力することだ。努力を避けている人に、やり方を教えても無駄だ。

堀江貴文氏ほど誤解され続けている人も珍しいと思います。炎上する言葉を発し続けているイメージがあるからかもしれません(というか実際に炎上しています)。しかし、好き嫌いは別にして、発信している言葉や内容はしごくまともなモノが多いのも事実です。この「努力を怠るな!」もその一つです。

要は人として、どこを見つめるかが大事だと思います。嫌なところや嫌いなとこを取り出して、その人を全否定するか、いいところにスポットライトをあてて、それを自分の糧とするのか、だと思うのです。

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