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「借り」と「貸し」

今日のおすすめの一冊は、小林正観さんの『宇宙を貫く幸せの法則』(致知出版社)です。この中から「楽しい予言をしてくれる人は大事な人」という題でブログを書きました。

本書の中に小林正観さんの素敵な文章があったのでシェアします。

人間は基本的には良心の塊(かたまり)です。あなたが嫌な顔をせず、ニコニコやっていれば、頼んだ方の人の心に「借り」(やってあげた人にとっては「貸し」)ができます。その「借り」は目に見えないものですし、数字にも出てきません。しかし、絶対にイライラしたり、とげとげしい態度をとらずに、快く(これが大事です)やってあげていると、どんなに気性の荒い人でも、威張っている上司でも、それが「借り」になっていきます。
そいういう「借り」や「貸し」をつくる状況をその上司が与えてくれたという見方をすれば、それは非常にありがたいものになるでしょう。「人間関係を『貸し』や『借り』でとらえるのはイヤだ」という人も、当然います。「そう考えるべきだ」と言っているのではなくて、「そう考えるとイライラしなくなるかもしれませんよ」という提案をしています。

何かを頼まれたとき、イヤイヤながら引き受けると、相手に対する「貸し」はなくなります。文句をひとくさり言って、でも仕方がないから、「(不機嫌そうに)引き受けてやる」という態度を取ると、逆に相手に「怒り」や「嫌な気持ち」が芽生えることになります。

本当なら、頼まれごとを引き受けることは、味方をつくる最良の方法なのに、わざわざ敵をどんどん増やしてしまう、ということになりかねません。また、今日のブログの「楽しい予言をしてくれる人は大事な人」も味方をつくる方法です。相手を楽しくさせる、相手を気持ちよくさせる、ということは、味方をどんどん増やす方法なんですよね。

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