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気づく人になるには

今日のおすすめの一冊は、鍵山秀三郎氏の『鍵山秀三郎 人生をひらく100の金言』(致知出版社)です。その中から「割に合わないことをやる」という題でブログを書きました。

本書の中に「気づく人になるには」という心に響く文章がありました。

どうしたら気づく人になれるかというと、私はいつも気づく人になる方法を二つお話ししています。一つは、微差、あるいは僅差(きんさ)の二つをいつも追求し続けることです。

気づく人になるもう一つの条件は、「人を喜ばす」ことです。微差、僅差の追求よりもこちらのほうが大きな要素だと思いますが、たえず人を喜ばせる気持ちで物事をやる、人生を送る、毎日を送るということです。これを続けて一年たてば、本当に人が変わるぐらい気づく人間に変わってしまいます。

簡単なことや、単純なことを徹底してやっても、最初はまったく差がつきません。しかし、それを10年、20年と続けるとその差は大きなものとなります。つまり微差の追求です。それを毎日続ける過程において、微差に気づくようになるのです。

また、小さなことまで神経をはりめぐらせ、気くばりをしなければ、人を喜ばせることはできません。どんなに準備をして人を喜ばせることをしたとしても、たった一つの小さなミスで、すべてが台無しになることは多いものです。

松下幸之助氏は、会社の何周年記念とか大きなお祝いの行事をするとき、自分がその会場に行き、会場の椅子に座りお客様の視点で会場をチェックしたり、その導線を確認したり、当日のお弁当を食べてみたりと、すごく小さなことにこだわったといいます。

だから、相手を喜ばせようとすると、気づく人になるのですね。

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