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日誌2020/7/14 感謝の段

 

 この日誌noteを始めてから17日が過ぎた。

 だれに読んで欲しいと考えているわけでもなく、思ったことを書き連ねているので評価されようとも思わない。実際、スキが一つでも来るとびっくりする。


 昨日、とても情けない文章を書いた。碌に推敲したわけでもなく、気力を振り絞って書いたわけでもない。自分の至らなさを自覚する機会があって、漢字変換もろくに使わずただ文字を打ち込んだ。思春期の愚痴みたいな文章だったかと思う。今も自己嫌悪は全く消えていない。


 なのに初めて5人以上の方からスキをいただいた。嬉しかった。

 

 つけてくれた人は様々だった。自分とは全然違う生き方をしている人たち。その人たちが確かに私の文章を読んでくれた。嬉しかった。

 

 至らない自分、何もできない自分。それは間違いなく自分の責任だ。いまだにそう思う。このnoteも頑張って更新しているつもりだけれど、一方で自分の書いていることなんてつまらないだろうなという気もしていた。

 

 あんな文章を読んで、誰かが反応してくれるなんて思わなかった。自分にとって、文章を書いて他人の目にさらすなどということは極めて珍しい経験なので、誰かを不快な気分にさせてしまうかもしれないなどと考えていた。

 

 でも違った。確かにこのnoteを呼んで、ワンクリックでも応援してくれる人がこの世にいる。そのことは間違いないのだ。


 欠点だらけの自分だけれど、何もないなどと思わないほうがいいのかもしれない。自分にはやるべきことがある。何もないという言葉はそれをやる手助けになるものではない。せめて心の中で踏ん張らないといけないのだろう。


 このnoteをやめたほうがいいのかとここ数日思っていた。今なら高々二週間。誰の記憶に残るでもないのだから捨ててしまえと思った。稚拙な文章を垂れ流すならルーズリーフにでも書きなぐってゴミ箱に捨てればいいと。


 続けてみようと思う。できれば楽しいと思ったことを残す形で。

 いつまで続けられるかは分からないけれど、本当に無理になる日、あるいはこれをやめてでも全力を尽くしたいことに出会う日まで。明日は何か書けるといい。本のことでも天気のことでもいいから。


 最後にこのnoteを呼んでくれる方々に感謝を。軟弱な自分ですが、まずは続けようと思います。

 


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