使われる俳優。選ばれる俳優。

山崎大昇です。この記事をご覧いただきありがとうございます。

北海道札幌という地方都市に住みながら、俳優として映画やドラマ、CMに出演する事を20年以上続けさせていただいております。そして映像監督として俳優を使う側、選ぶ側としても活動をさせていただいております。

映画
「天国の本屋～恋火」（篠原哲雄監督/2004）青年団役
「最終兵器彼女」（須田大観監督/2006）通信兵役
「壁男」（早川渉監督/2007）中村役
「旅立ち～足寄より～」（今井和久監督/2008）ツアースタッフ役、方言指導
「恋極星」（AMY MORI監督 /2009）
「大地の詩ー留岡幸助物語ー」（山田火砂子監督/2011）職員役
「探偵はBARにいる」（橋本一監督/2011）会社員役
「スイートハート・チョコレート」（日中合作 篠原哲雄監督）救助隊役
「きみはいい子」（呉美保監督/2015）保坂役
「鏡の中の笑顔たち」（喜多一郎監督/2015）美容師役

TV
HTB 鈴井の巣　大泉塾 2001年放送
UHB 開局３０周年ドラマ「ファーム・サイド・ソング」2003年3月16日放送
UHB 君のもとへかける虹（監督・出演）2005年4月〜2008年3月
TBS 月曜ゴールデン　笑顔～15年目の嘘～（建山義久役）2009年12月7日放送
STV どさんこワイドプロデュースドラマ アキの家族（西田役）2010年4月放送
日本テレビ 幸せの黄色いハンカチ（チンピラ役）2011年10月10日放送
NHK 特集ドラマ「極北ラプソディ」（大月役）2013年3月19,20日放送
STV ひまの湯 2013年放送
NHK土曜ドラマ「足尾から来た女」（車掌役）2014年1月18日,25日放送
土曜ワイド劇場「温泉若おかみの殺人推理 北海道定山渓～スイーツフェアで連続殺人!!」（パティシエ役）2014年9月13日放送
テレビ東京水曜ミステリー9「北海道警事件ファイル警部補五条聖子４小樽・余市・積丹殺人ルート！」（佐藤刑事役）2015年7月15日放送

今回は、使われる俳優。選ばれる俳優について考えてみたいと思います。

まず、一番は「続けている事」ですね。続けていれば必ずうまくなりますし、沢山オーディションを受けていれば必ず自分にハマる役が巡って来ます。そしてそのチャンスを掴んだ後に続けて居られるかどうか。

「あの時のあの俳優は？」と制作側は一度使った俳優の事をとてもよく覚えてくれているものです。制作側は常に新しい作品を撮影するので、数年後に「あの時の〜」と思い出してくれて声を掛けてくれる事がよくあります。その時に俳優を辞めてしまっていては当然出演する機会は無くなってしまいます。

俳優業を続けていくというのは本当に難しい事だと思います。10代から演技に携わった人は20歳という壁。そして25歳という壁。30歳の壁。この3つの壁が俳優を続けて行く人たちの前に立ちはだかります。俳優に限らずですね。何かを続けて行く中で出会う壁だと思います。

そんな中でも演じる事を続けている人には、声が掛かると思います。なので、使われる俳優になる一つ目は「続ける事」です。

そして、今まで多くの監督に、「どんな俳優を使いたいですか？」と質問をして来ました。その中で印象的だった答えに「演出の意図をきちんと理解してくれる俳優」という答えがありました。すごく納得が行きました。